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ダバオ中の孤児院を巡りました
CATEGORY : ハウスオブジョイ日記
先日ようやく届いた歯ブラシを、なるべく多くのこどもたちに直接届けたい!という
宇宙戦隊NOIZのエンジェル・タカさんに付き添って、
昨日と今日はダバオの町中の施設や、サンイシドロ中の学校を巡りました。
へえ、こんなところにこんな孤児院があるのか、と私自身、すごく勉強になったので、
みなさんにもちょっと紹介します。
まずはSOS。オーストラリアに拠点を持つ、国際的なNGOで、世界中で孤児院を運営しています。
ダバオには180人のこどもが暮らす大きな孤児院があります。

といっても、180人で共同生活しているわけではなく、10人くらいずつに分かれて暮らしています。
とても管理の行きとどいており、さすがは国際NGO、という感じです。
続いて、市が運営するストリートチルドレン保護施設。
夜中に路上で寝ていたり、徘徊しているような子を保護して、とりあえず衣食住をなんとかしてやり、
それから親戚を探したり、孤児院に紹介したりするそうです。

ダバオの町でストリートチルドレンを見かけるたびに、市は何をやってるんだ、と思ってましたが、
いちおうやれることはやっているみたいです。ただ、予算が足りないんですよね…。
そして、ABS-CBNというフィリピンのテレビ局が運営する孤児院、バンタイ・バタ。
毎週放映している「愛は地球を救う!」的な番組があって、そこで集めた募金で運営されています。
フィリピン各地で孤児院の他、保育園やクリニックをやっているそうです。

ダバオの孤児院は35人こどもがいる、という話だったんですが、行ってみたら9人しかいませんでした。
住んでいる家はなんだかとても立派だったんですが、有志の方に借りているだけで、
近々出なければならず、次に行く場所も決まっていない、とスタッフがこぼしていました。
ひょっとしたら番組やホームページで提供されている情報と、
実情の間にギャップがあるのかな、と思わされました。
最後に、薬物依存者のリハビリ施設。50人くらいのこどもがいました。(30人くらいの大人もいました)

これも市が運営しており、中の警備は軍がやっているという、わりとハードな場所です。
入り口では持ち物を入念にチェックされました。なんと、お金の持ち込みが禁止という徹底ぶり。
しかし入ってみれば雰囲気はとても穏やかで、住んでいる人たちも生活を楽しんでいるようでした。
(ちなみに行ったときはTVでボクシングの試合を見て盛り上がっていました。)
ここでもエンジェル・タカさんの歌は大好評で、若者たちが踊りだすほどに盛り上がりました。
やはり、音楽と、覚悟を決めている人間は強いな、と思いました。
サンイシドロ中の学校をまわっての歯ブラシ配りも絶好調!10か所以上の学校をまわり、
6000本以上の歯ブラシを届けました!
やはり田舎に行けば行くほど、歓迎の度合いも激しくなります。
強行スケジュールでしたが、本当に行って良かったです!
本当にいろいろと刺激の多い日々でした。エンジェル・タカさん、また絶対会いましょうね!!
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