週末恒例のウラワビーチ!さっそくこどもたちが早稲田摂陵高校の生徒さんたちと遊んでいます。
いやー、海で一緒に遊ぶとすぐ仲良くなれますね。
ビジターさんの中から「一番かまってくれそうな人」を見つける戦術眼が研ぎ澄まされているイージェイ。
今日もピッタリの相手を見つけてたっぷり遊んでもらっていました。
イージェイの選択はかなり的確なので、選ばれた人には、こども相手の仕事をお勧めしますよ!(笑)
2月に来てくれた大学生が、日本で中古のボールを集めてくれまして、
そのボールを今回、早稲田摂陵の生徒さんたちが手分けして持ってきてくれました。
久々にちゃんとしたバレーボールが手に入ってこどもたちが大喜び!
いやー、ありがとうございます!
10人の高校生に引率の先生、そこに加えてハルカさんとアツシもいるので
久々の超大所帯です。でもこんな日にふさわしい6kg超えのシイラが手に入ったので
豪快に丸ごと焼いてバナナの葉に乗せて「ウラワ定食」!最高に美味かったですよ。
動画はこちら!先週入ったばかりのネーニョがだいぶ慣れてきて、なるほど、こういう性格だったのか!
というシーンがいっぱいあります。これは人気出るキャラですよ。ぜひチェックしてください!
つい先週まで「今年度は学校に通えないかもしれない…」と思いながら薪を売って暮らしていた子が、
「明日も学校休みだから一緒に遊べるよね?」と目を輝かせて聞いてくるのを見ると
HOJをやっていて本当に良かったなあ…としみじみ思います。さあ、明日もたっぷり遊ぼうな!
早稲田摂陵高校から、10人の生徒さんと、2人の先生が来てくれました。ようこそ!
まずはチョコ兄さんのカカオ農園を見学してもらうことにしました。
フィリピンに「スタディツアー」に来た若い人たちに、「カカオ農園」を見て欲しいと思うのは
単にチョコ兄さんの活動を紹介したいだけの理由ではありません。
そもそもカカオは、フィリピンを植民地にしていたスペインが南米から持ち込んだものでした。
要するに、「搾取の道具」だったわけです。
その後、フィリピンは独立して、植民地ではなくなりましたが、
農地は裕福なフィリピン人と大企業に牛耳られ、こんどは「資本主義」というシステムの中で、
搾取の道具として機能してきました。
現地の人たちは知識のないまま雑なカカオの栽培をして、
結果、粗悪な質の物が安値で買いたたかれ、それが市場に出回るという状態が続きました。
儲かるのは地主と大企業ばかり、生産者は儲からず、消費者に届くのは品質の低い商品、というわけです。
しかし、ようやくフィリピンでも「中間層」が増え始め、自分で農園を手に入れたそういう人たちが
「ちゃんと学んで、良い物を作って、高く売る」という努力をし始めました。
搾取の道具だったカカオが、自立の道具になったんです。
チョコ兄さんのカカオ農園は、まさにその挑戦のモデルケースなんですよ。
HOJに来る若い人たちには、単に「フィリピンは貧しい、かわいそうな国」と思ってほしくありません。
どうしてそうなったのか、どうやってそこから抜け出そうとしているのか、
そういう面を見るのに、「カカオ農園」の見学はうってつけだと思います。
カカオの実の味、水牛の体温、ヤシの実の重さといった「ネットでは知れない経験」をするとともに、
フィリピンという国のこれまでとこれからにも、想いを馳せて欲しいと思います。
急きょ学校が休みになったのでユカさん&リセさんを連れてウラワビーチへ。
平日のみの滞在で、丸一日こどもたちと遊べることはないと思っていたので、まさにラッキーです!
海でビバリーがヒトデをとってきて「ほらほら、見て!ヒトデだよ!」とユカさんに見せてます。
わりとヒトデを気味悪がるビジターさんも多い中、ノリノリで頭に乗せて写真を撮ってくれるとは、なんたる逸材!(笑)
それを見ていたリッキーB。ヒトデをとって来れば喜ばれると思ったのか、大量にとってきました。限度を考えろ。(笑)
両手が邪悪なクリスマスツリーみたいになっちゃってますが、それでも満面の笑顔。
いやー、きっといい看護師さんになりますよ。(謎の評価基準)
約1年ぶりに元ボランティアスタッフのアツシも来てくれました。
今回は誰かの引率ではなく、1人で完全にプライベートでの来訪です。
さっそく「久々にテニスしようぜ!」とジャンジャンたちと遊んでます。
一番忙しい時期に来てくれて私も心強いです。
サッカーやテニスでたっぷり遊んだ後は日陰でトランプ大会。
テンポよくゲームが進み、すぐに勝敗が決まる「スピード」という遊びが最近の流行りです。
さっそくルールを覚えたエイプリルがものすごく楽しそうに参加していて嬉しいです。
動画も作ったのでぜひどうぞ!
こどもたちがみんなでギターに合わせて歌う姿がなんともたまりませんよ。
明日からはなんと10人の高校生がやってきます。
カカオ農園、ウラワビーチ、調理体験、そして無人島ツアーと、盛りだくさんの活動予定です。
引き続き、来る若者たちにとっても、こどもたちにとっても素晴らしい経験になるように頑張ろうと思います。