さあ、みなさん、お待たせしました!ジープデザインの投票、まずは予選です!
予選はこのブログをご覧になっている方全員に参加権があります。
コレがいい!と思うものをAの中から3つ、Bの中からも3つ、Cの中からも3つ選んでください。
たとえば「Aの1,4,11、Bの7,9,13、Cの3,10,16」といった感じです。


締め切りは1/15(金)の朝9時まで!
投票される方はsawamura@hoj.jpまで、メッセージで投票してください。
Facebookの方でも投票は受け付けていますので、そちらのほうが簡単という方はそちらでどうぞ!
この投票結果を元に次はジーププロジェクトに参加してくださったみなさんの投票で候補をしぼりたいと思います。
それではみなさん、投票よろしくお願いします!
HOJの暮らしにヤシの木は欠かせません。
幹は建材として、枝は薪として、葉はホウキ、果肉は料理に、実の殻は炭に、実の繊維は肥料に…
と、本当に捨てるところなしです。
それぞれの部位に名前がついていることで、ヤシがいかにフィリピン文化に欠かせないかが分かりますね。

さて、今日はちょっと大人向けのお話。そう、ヤシで作れるお酒「トゥバ」を紹介しましょう。
ヤシの木にだって花が咲くわけですが、そのつぼみのようなものを束ねて紐で縛り、
切断するとその断面から白っぽい汁が出てきます。樹液、というか花液、ですね。

これにすっぽりと収まるサイズの竹筒をかぶせておけば、この液が竹の中に溜まります。
そして、なんと竹にくっついていると思われる何かの微生物が、この液を発酵させるんです。
天然の酵母ですね。

一晩しかけておくと、朝には竹筒に200~300mlくらいの液がたまり、自然発酵してお酒になっているのです!
これを、ヤシの実の皮で濾せば、添加物一切なしの、天然ヤシ酒の完成です!

町中で売られているものは、トンゴッグという木の皮を入れてさらに発酵させて、赤っぽくなっているんですが、
私は白いままのもののほうがフルーティーでクセがなく、美味しいと思います。
ちなみに、飲んでいる間もどんどん発酵が進んでいくので、早く飲まないと酢になります。(笑)
アルコール度数は4~5%くらいですが、ほぼ無料で手に入り、早く飲まないと酢になることもあって、
みんな結構なペースでグビグビと飲むので、結構午前中からこれで酔っ払っている人もよく見かけます。
まあ、夜に漁に出て、朝戻ってきた漁師さんとかがそうやって飲んでいるぶんには微笑ましいですよね。

HOJは、平日の昼間はビジターさんにも飲酒は控えていただくようにしているんですが、
休日海に遊びに行ったときなどに、ぜひみなさんもお試しください!日本では絶対に飲めない味ですよ!
HOJの敷地内に生えている「ジャックフルーツ」の木。
まだ熟れる前に収穫してココナッツミルクで煮込んで食べるととてもおいしいんですが、
もちろん熟れたものをフルーツとして食べてもおいしいです。

フルーツとして食べた場合は当然のように「種」が残るわけですが、
この種、火を通すとちゃんと食べれるんですね。
大人はよほどお腹がすいているのでもない限りわざわざやらないんですが、
こどもたちはこれを集めて、あぶって食べるのが大好きです。

こんな小さい頃から火を使うなんて危なくないの?と思うかもしれませんが、
フィリピンの田舎では結構普通の光景です。「危ない」と言っていたらいつまでも成長しませんからね。
あ、もちろん火の周りでふざけているような子がいたら、周りの大人や大きい子が注意するのでご心配なく!
こちらがあぶったジャックフルーツの種。
甘くない栗というか、味気ないカシューナッツというか、巨大な松の実というか、そんな感じの味と食感です。

ただ、問題は焼き加減です。表面が焦げてしまっているのに中身が生だったり、
よく火を通そうと思ったら燃えて炭のようになってしまったり、ガチガチに固くなってしまったりと、なかなかうまくいきません。
そこでジェレミーが「煮たほうがおいしくできるんじゃないか?」と思いつき、
どこかから空き缶を拾ってきてジャンレと一緒に料理を始めました!

石を並べてかまどをこしらえ、キッチンで余っていた炭火を分けてもらい、
敷地内に生えているカモンガイやツルムラサキの葉をトッピング。思った以上に本格的です!

炭火をおこすために息を吹きかけるジャンレと、まんべんなく火が通るようにかきまぜるジェレミー。
もちろん大した火力にはなりませんから、こんな調理をしてたんじゃ食べれるようになるまでには日が暮れちゃいます。
飽きてくるか、諦めかけた頃にガスバーナーで手伝ってやるか、と思っていたんですが、
2人はまったく飽きることなく、2時間くらいずっとやってました。すごい集中力です!

途中で昼寝を1時間半はさんで、もう一度火を起こして調理すること1時間。
日が暮れかける頃に、ついに完成です!ホクホクの、ものすごくおいしい料理ができました!

2人で食べるのかと思ったら、晩御飯の食卓に持って行って、「さあ、食べたい子は手を挙げて!」と言ったジェレミー。
「はい!」「はい!」と群がるこどもたちに、
「ジャンジャンは手伝ったから1個あげる。マイケルも。バドンは手伝ってないからアルジェと2人で1個」
みたいな感じでジェレミーなりに公平に分配し、みんなで「ごちそう」を楽しんでいました。
あの、赤ちゃんだったジェレミーが、こんなふうに成長するとは…。なんかもう、泣きそうですよ。
つい、手伝っちゃいたくなるところをぐっと押さえて「見守る」ことで、素晴らしいものが見れました。
これからもこのスタンスを忘れずにこどもたちと関わっていきたいと思います!