8月、9月は本当にたくさんのビジターが来てくれたので、滞在費として結構な収入がありました。
というわけで、HOJ敷地内のいろいろな壊れたもの、修理が必要なものを直すことにしました。
まずその第一弾が井戸のポンプです!
6年前に買ったポンプが派手に壊れたのが3年前で、その時に直してからもう3年。
先月ちょっと調子が悪いのを、なんとか直して使ってきましたが、燃費が悪くてもう限界です。
ここはひとつ、ちゃんとしたのを新しく買おう!ということになり、3年前も来てくれた職人さんの登場です。
こどもの頃から父親の仕事を手伝い、そのまま職人になった彼には13人のこどもがいて、
今日はそのうちの2人と、長男の息子を見習いとして連れてきていました。

使う工具は竹とロープとプライヤーと配管レンチのみ、という昔ながらの作業法なので、
どんな田舎の山奥でも、井戸を作れるというのが彼の自慢です。いやー、かっこいいですね。
休憩中は、私の竹サックス作りを真剣な顔で見ていました。
畑違いとはいえ、こんな熟練の職人さんに真剣に見てもらえるのは光栄なことです。

そんな彼が、古いポンプの音と水の出方を見て、
「こりゃポンプを変えただけじゃダメだ、底に何かつまってやがる」と言うので、
先ほど紹介した工具で上手に30mのパイプを一度抜き出して、底を掃除しました。
案の定、パイプの底からはプラスチックのかけらが出てきました。
音と水の出方を見るだけで30m地下で起こっていることが予想できるって、やっぱりプロですよね!

そして作業再開…1日がかりでついに水が出ました!

作業の邪魔にならないように、遠くから見ようね、ということで遠くから見て水が出ることを喜ぶ私たち。
いやー、水が出るって、本当に嬉しいことですね!

さあ、次はどこを修理しますかね?
本当に必要なものは何なのか、よく見極めて、大事に資金を運用したいと思います!
HOJの末っ子、2歳のアルジェが、私が直そうと思っていたマイケルのサンダルの修理に挑戦中です。

鼻緒の部分が切れてしまうので、私がいつも、釘を使ったり針金を使ったり、瓶のフタを使ったり、
竹の粉を使ったりして、なんとかかんとか直しているんですが、それをいつもアルジェは見ていたんですね。
まずはピンセットを刺してみるアルジェ。うんうん、確かに私もこんなことやってますわ。

それから鉄定規で穴をほじくるアルジェ。そうです、接着剤を使う時は穴の断面のトリミングが重要なのです。

なぜかヒゲソリで鼻緒部分をいじくるアルジェ。
これは彼のオリジナルでしょうか。でも、座る体勢や姿勢が自分そっくりで笑えます。

まあ、彼がいじくっても直るわけはないので、後で私が直しておきましたが、
アルジェは達成感にあふれた顔をしていましたよ。(笑)
ちなみにこちらは番外編。「黒ひげ危機一髪」で遊ぶアルジェ。
私はここまで黒ひげに感情移入した顔を見たことがありません。(笑)

ちびっ子は「真似」で成長します。
真似されて恥ずかしくない行動を取り続けなきゃな、と肝に銘じて暮らしていこうと思います!
8ヶ月間ボランティアスタッフとして働いてくれていたサキさんの仕事を引き継ぐかたちで、
新しいボランティアスタッフ、アヤカさんが来てくれました!

アヤカさんは2013年から2014年にかけて、ダバオにある日比ボランティア協会という、
HOJよりもずっとずっと規模の大きなNGOでインターンとして働いていた経験を持っています。
さらに、教員資格資格を持っていて、特技は絵を描くこと。
地元福岡では似顔絵描きの仕事をした経験も持っています。
好きなことはこどもたちと過ごすことと、海。これからはいろんな楽器にも挑戦してみたいそうです。

…うーん、こうやって文章にして紹介すると、なんだか誰かさんとキャラがかぶりすぎて怖いんですが…。(笑)

さっそくこどもたちと仲良くなって、一緒に遊んでくれています。
ビサイヤ語も積極的に勉強してくれているので、きっと1ヶ月もすればかなり話せるようになっていることでしょう。

アヤカさんの影響で、またこどもたちの間では絵を描くブームが到来しています。
特にジャンレが最近では絵を描くことに夢中で、どんどん上手になっています!
ちなみにこれは「超人ハルク」です。これは上手い!!

こどもたちにどんな影響を与えてくれるか、今から楽しみですね。
アヤカさん、これから7か月間、よろしくお願いします!