ミンダナオ島東部の各地が、大雨の影響で、大きな災害に見舞われています。
(写真はニュースサイトからの転載です)
レナンとルベンの地元であるミンダナオ島東岸部では、
長く続いた森林伐採と、2012年12月の台風で剥げ山になってしまった山が地滑りを起こし、
町に大量の土砂が流入し、多くの人が避難生活を余儀なくされているそうです。
いくつもの橋がまた流され、支援物資も届きにくい状況とのことです。
3年前に近隣の孤児院が集まって交流会を開いたコンポステーラ・バレーという地域でも、
大きな地滑りがあり、道が閉ざされ、何人もの死者が出て、人々が避難することもできずに
山の方に閉じ込められている状況だそうです。
ロジャーの実家のあるタラグナでも、大きな地滑りで、多くの方がなくなったそうです。
となり町、マティのダヒカンビーチには、大量の土砂が流入したために、
魚が大量死してしまい、魚の死骸が浮かんでひどい臭いをはなっているとのことです。
おそらく、農薬などが土砂と一緒に流入したのでしょう。
ダバオとハウスオブジョイの間くらいの、カルメンという地域もひどい洪水で、
何軒もの家が床下浸水し、幹線道路も冠水し、車の交通が難しい状態です。
以上のようなニュースが日本でも報道されているそうで、
何人もの方から、心配するメールや、励ましのメールをいただきました。
気にかけてくださって、本当にありがとうございます。
幸いなことに、サンイシドロ市の、中心部、ハウスオブジョイの近辺では、
大きな被害は出ていません。学級閉鎖になっているクラスもいくつかありますが、
学校も平常通りやっており、今日の午前中には晴れ間ものぞきました。
大雨はまだ数日続くとのことなので、まだ警戒は必要ですが、
幸いにして難を逃れた私たちが、近隣の被災地域のために何ができるのか、
情報を収集しながらよく考えたいと思います。
みなさま、これ以上災害が大きくならないことをお祈りください!
新年になり、優さんも戻ってきたので、竹音楽隊も本腰を入れて練習再開です!
クリスマスには他の役割があって音楽隊に参加できなかったドドンとクリスチャンが新規参入!
ふたりとも音感もリズム感もいいので、即戦力として期待できます。
特に二人とも「参加したいのにできなかった」期間が長いぶん、やる気は人一倍!
いつも学校から戻ってくると走ってきて「今日の練習は?」と聞いてきます。
いやー、楽しみですね!
新曲の練習はもちろんのこと、本番前に慣れるためにもレコーディング体験もさせています。
レコーディングには大きく分けて「全員で合奏して一発で録音する」方法と
「1人ずつ録音して後から機械で組み合わせる」方法がありまして、
今回は後者の方法でいこうと思っています。
一発録音のほうがライブ感はあるんですけど、やっぱり技量が…ね。(笑)
こどもたちは、「えー!ひとりずつ録音するの?じゃあ間違ったらすぐバレちゃう!」と
最初は悲鳴を上げていましたが、実際にヘッドフォンをつけて体験してみるとノリノリ!
「なんか私ってプロみたい!」と、本番を楽しみにしてくれています。
その場にいた猫も「次はおまえの番~」とか言われて、パチカという楽器を
ヘッドフォンに見立てて装着させられて、迷惑そうな顔をしています。うん、平和だ。
1月いっぱいは練習に励み、2月中旬くらいから本格的に録音に入る予定です。
その時期に滞在する方は、貴重は「録音シーン」に立ち会えるかもですよ!お楽しみに!
ハウスオブジョイを卒業後、戻ってきて仕事を手伝ってくれていたジェイソンが、
仕事が見つかったということで、ハウスオブジョイを出ることになりました。
働きっぷりはまあ、それなりでしたが、ビジターたちと仲良く遊ぶ能力はとても高く、
最近は日本語を少しずつ覚えたりもしていたので、今後が楽しみでもあったんですが、
やはり、もっといい給料をもらえる仕事がしたい、という気持ちは押さえられません。
マティの機械修理店のようなところで、見習いのような感じで働きながら、
少しずつ仕事を覚えていくとのことです。ジェイソン、がんばれよ!
でも、「去る者あれば来る者あり」とはよく言ったもので、
年末年始に遊びに来てくれていたアルチーを説得した結果、
正式にハウスオブジョイでスタッフとして働いてくれることになりました!
とにかくアルチーは真面目で、とてもよく働いてくれます。
力仕事だけでなく、男の子たちの面倒もよく見てくれて、こんなふうに散髪までできちゃいます。
お帰り、アルチー!これからまたよろしくね!
さて、また大型の台風がやってくる、との噂があって、
ちょっと緊張しながら迎えた月曜日ですが、
天に祈りが通じたのか、今日は小雨程度ですみました。
心配してくださったみなさん、ありがとうございました!