ここ数日、天気が変わりやすくて振り回されています。
朝起きたときに小雨だと思ったら、9時くらいから急に晴れだして暑くなり、
でも午後からまた急に土砂降りになったかと思うと、夜には見事な月が出ていたり。
そんな合間をぬって、今がチャンス!とシャロームのサンゴ礁に泳ぎに行きました。
車がボロいので「泳ぎに行く」のにも一苦労!最後の坂はさすがに上がれません。(笑)
潮の満ち引きのタイミングも月の登る時間から推測できるようになったので、
以前のように「泳ぎに行ったら引き潮で舟が出せなかった」なんてことはもうありません。
今日もすばらしい海中散歩を満喫できました!
そして今日は同じ村にある乳児院、「エンジェルハウス」に服を届けに行きました。
みなさんがハウスオブジョイに送ってくれた服の中に、
赤ちゃん用、乳幼児用のものがあったときは、こちらにおすそわけすることにしているんです。
設立者のデービッドさんも大喜びでした。みなさん本当にありがとうございます!
ロジャーとアナマリスが、学校の課題で「泥粘土で洞窟人の家を作る」という、
なにやら楽しそうなことをやっています。聞けば歴史の授業の課題だそうで。
こちらが完成品!石や葉っぱも使って、かなり素敵なのができました。
日本では「原始時代」と言えば「竪穴式住居」を教わりますけど、
フィリピンでは「洞窟人」なんですね。
どういう説明がされているのか、今度教科書を見せてもらおうと思います。
…って、歴史の教科書はタガログ語か!私には読めない!(笑)
今日は、フユキさんはこどもたちと一緒に小学校に行ってきました。
フィリピンのこどもたちの、人見知りしない明るさに驚いたようです。
授業を見学するとなると、事前の連絡とそれなりの理由が必要になりますが、
朝と昼に、授業が始まる前の時間に一緒に行くぶんにはいつでもウェルカムです!
HOJの子たちの「ウチには外国からお客さんが来るんだよ!」という誇らしげな顔も見れます。
ぜひみなさんも、滞在中に一度は学校に顔を出してみてくださいね!
フユキさんは竹サックス製作にも挑戦です。
意外とビジターに人気のこの活動。こんな体験ができるのは世界でもここだけですよ!
ちなみに私は「曲がった竹サックス」の研究をさらに推し進め、
ついに「継ぎ目の目立たない」バージョンの製作に成功しました!
前のは連結部分を糸でグルグル巻きにしてあったんですが、
ヤスリがけ作業で出た竹の粉を接着剤と練り込んで「竹パテ」を作ることによって、
糸を使わずに連結できるようになったんです。
他の竹細工にも応用可能な技術なので、今後のHOJ竹工房にご期待ください!
先月くらいから、HOJのとなりの教会に生えている20mはあろうかという大木の
てっぺん近くに、ミツバチが巨大な巣を作っていました。
でもそのハチたちが数日前に突然「ひっこし」をしたらしく、
木の上には巣だけが取り残されました。
これはハチミツを獲るチャンス!と、ウィリアムが教会に許可を得て、木に登りました。
さすが、ヤシの木に登るのに慣れているだけあって、枝ぶりのいい木に登るなんて朝飯前!
下で待ちかまえていたこどもたちは大喜び!でも、さあ食べよう、と思ったら…巣はからっぽ!
ミツバチって、ひっこしをするときはハチミツも持って移動するんでしょうか?
それとも、たった1日か2日の間に、アリたちがすべて平らげたのでしょうか?
小学生の時は虫博士だった私も、さすがにこれには驚きました。
とれたてのハチミツを濃い目に入れた紅茶に入れて、
本でも読みながら飲むと最高なんですけどね…。
…なんて書いたら我慢できなくなってきたので、
今度町に出たときにハチミツ買って来ることにします。
あ、ちなみにドドンの顔がハチに刺されてすごいことになってますけど、
このとき刺されたわけじゃありません。
昨晩部屋に入ってきたハチを追い出そうとして刺されたそうです。
放っておけば刺されないんですけどね…。まあ、いい勉強になったでしょう。
2日もすれば腫れもひいて男前に戻るのでご安心ください!
昨日は月が地球に大接近する日、ということで結構日本でも盛り上がっていたようですね。
こちらでも楽しみにしていたんですが、昼間では快晴だったのに、
午後に入ってからはまさかの土砂降り!
しょうがないのでドドンとレナンと「雨浴び」しちゃいました。(笑)
今回の満月は見られないか…と半ばあきらめていたんですが、
夜になってから雨はやみ、夜中の10時くらいに月が姿を現しました。
ハイビスカスのつぼみと満月。Happy Super Moon!
さて、今日はフユキさんがロジャーについてハイスクールに行きました。
ロジャーももうすぐ16歳、日本で言えば高校1年生ですからね。
回りの子に比べても、そんなに「ひとりだけ小さい」って感じじゃなくなりましたよね?
それが証拠に、こちらの写真をごらんください。
左は1年前のロジャー、そして右がきのうのルベンとロジャーです。
1年前にロジャーが着ていた服をルベンが着ているのが分かりますか?
ロジャーいわく、「小さくなったからあげた」とのこと。
1年前はこの服がぴったりだったと考えると、すごい成長だと思いませんか?
もうロジャーを「歳の割に小さいキャラ」とするのは無理があるかもしれません。
代わりに今そのポジションを占めているのがジョリーナです。
みんなジョリーナが小学校4年生だというと信じられない!とびっくりします。
ロジャーにもジョリーナにも共通しているのは、
「小さいのになんでもできてすごいねー」と褒められがち、ということです。
二人とも、同い年の中では突出して器用だったり頭が良かったりするのに、
体格は突出して小さいので、大人の目につきやすいんです。
私も実はこどもの頃からずっとそういうポジションだったので、
なんとなくこの二人には親近感を覚えます。(笑)
あんまり大きくならないほうが得かもしれないよ、ロジャー!(笑)