双子のエリック&エッゼルに引き続き、里帰りしていたドドンが戻ってきました!
小さい頃から「大きくなったらイケメンになるに違いない」と
女性ビジターたちの期待の星だったドドンですが、本当に順調にかっこよくなっています。
これからは小学校6年生!さらなる成長にご期待ください!
さて、新年度を前にして、クリスティンが「私には7歳の妹がいるんだけど、
今住んでいるところからだと学校が遠すぎるから、できればHOJで一緒に暮らしたい」
と言ってきました。
いったいどのくらい遠いんだろう、と聞いてみると「山をひとつ越えなきゃいけない」とのこと。
百聞は一見に如かず、ということで、実際に見に行ってみることにしました。
そしたら、予想以上のジャングルっぷりにスタッフも私もびっくり!
本当に大蛇とかワニが棲んでいるんじゃないかというような雰囲気です。
しかも雨が降ったせいで道はぬかるんでいて、サンダルは10分でちぎれてしまい、
結局みんなで裸足で歩くことになりました。クリスティン、ヒルとかはいないよね?
「あとどれくらい?」「もうちょっとだよ!」というやりとりを50回くらい交わしつつ、
1時間くらいかけて山を登りきりました。シャロームの海まで見えるほどの見晴らしの良さです。
本当にこんなところに人が住んでるの?と思うようなこの山のてっぺんに、
小さなヤシ葺きの小屋があり、そこにクリスティンのお姉さん夫婦が
二人のこどもと、7歳の妹と一緒に住んでいました。
山を持っている地主からちょっとした給金をもらって、管理人としてここに住み、
家の周りにバナナや野菜を植え、鶏を飼い、泉の水を汲んで生活しているとのことです。
もちろん電気なんてありません。
HOJに来たい?お姉ちゃんといっしょにHOJで暮らしたい?学校に行きたい?
そう尋ねると、女の子は恥ずかしそうに、小さくうなずきました。
じゃあ、荷物をまとめて出発しよう!というと、ほとんど手ぶらでそのまま出てきました。
クリスティンが手に持っているビニール袋の中の着替えが、この子の全財産だったんです…。
この子の名前は「ジョイジョイ」。ハウスオブジョイにピッタリの名前です。
ようこそジョイジョイ!これから一緒に楽しいことをいっぱいしようね!
夏休みもあと4日!ということで、今日はまだ「里帰り」から戻ってきていない
カンバル(双子)のエリックとエッゼルを連れに、となり町マティまで行きました。
坊主頭で帰ったはずなのに、髪の毛がいい感じにボウボウになってました。
元気な姿が嬉しくて、「ひさしぶり!」と抱きついたら、頭から何やら微妙な臭いが…。(笑)
今朝水浴びしてないだろ!と言ったら、「うん、おとといの朝からあびてない!」との返事。
まあ、ひねれば水が出るわけじゃないところで暮らしていれば、それも納得ですよね。
というわけで、水浴びがてら、ダヒカンビーチへ!
さっそく着ていた服のままとびこむエリックとエッゼル。なるほど、洗濯も兼ねてるのか。(笑)
しかも今日のダヒカンビーチには、スペシャルゲストがいました!
HOJを「卒業」して同じマティの町で親と一緒に暮らしているジェプリルと合流したんです!
2ヶ月半ぶりに会ったジェプリルはびっくりするくらい背が伸びて精悍になり、
声変わりしてかっこよくなっていました。もう、泣きたくなるくらい嬉しいですね。
来週からはハイスクールに通うということで、本人もやる気満々でした。
これからも成長をじっくり見守りたいと思います。みなさんも応援してくださいね!
たっぷり海で遊んだ後は、恒例の「ごはんおかわり自由」のバーベキューハウスで、
肉とごはんを食べまくりました。
みんな小さい体のどこにそんなに入るの?ってくらいたくさん食べていましたよ。
久しぶりにこどもたちに会うのって、本当に嬉しいことですね。
何度もHOJに来てくれている人たちが、何を求めて何度も来てくれているのかが、
少し分かったような気がしました。
HOJがこどもたちにとっても、みなさんにとっても「素敵な出会いと再会の場」になるように、
これからもがんばりたいと思います!
素晴らしいニュースです!夏休みに実家に「里帰り」していたロサガマイが、
これからも親と一緒に暮らせることになりました!
親の経済状況や近所での評判、人間関係の事情などをじっくり調べたうえで、
これなら家族で暮らしていけるだろう、との判断をしたんです。
私の個人的な感情で言えば、ロサガマイがHOJからいなくなるのは寂しいですが、
こどもたちにとって、そして親にとって、家族で暮らせる以上の幸せはありません。
これからはバナイバナイというHOJから車で30分くらいの町で暮らし、学校に通います。
本当に明るい、いるだけでHOJの照明がぜんぶ20wくらい明るくなるような子でした。
2009年にHOJにやってきてからの5年間の写真を並べてみました。
こうしてみると、いかに年下の子たちに優しかったか、そして慕われていたかが分かります。
今日は最後に、今ブームのサッカーベースに参加していました。
きのう言った通り「ホームランで全員復活」なので、運動神経抜群のロサガマイの加入に
ジョリーナやカテリンが大歓声をあげていました。
ひとしきり楽しんだ後は、さっぱりとした顔で「また遊びに来るね!」と言って、
颯爽と去っていきました。こんな竹を割ったような性格も、みんなに愛されるポイントでした。
前にちょっと書いた人生ゲームではありませんが、
これでロサガマイの人生は「ゴール」なわけではありません。
むしろこれからが本番と言ってもいいでしょう。
これからもたくさんの困難が待ち構えているでしょうが、そんなときは、
HOJで得た楽しい経験が、きっと力になってくれると確信しています。
みなさん、ロサガマイのこれからのためにお祈りください!!