さあ、本格的に里帰りの時期です!
となり町、マティ出身の子たちを送りに行きがてら、みんなでダヒカンビーチに行きました。
白い砂浜が何キロにもわたって続く最高のロケーション!そりゃジャンプ力も増しますよ!
いよいよ町が本腰を入れて観光開発するようです。
便利になるのはありがたいですが、こんなふうに素朴に遊べる要素も残して欲しいですね。
どうかカラオケやディスコが雰囲気をぶち壊しにするような観光地になりませんように!
エリックとエッゼルは親戚のおばさんの家で夏休みを過ごします。
お帰り!と笑顔で迎え入れられて二人とも大喜びでした!
クリスチャンは育ての親とも言える、昔住んでいた場所の近所のおばさんの家にホームステイ。
早寝早起きで薪割りや水汲みなどを積極的に手伝うクリスチャンはこの家でも人気者。
おばさんの笑顔がウェルカムな感じの証拠です!
バナイバナイというHOJから30分くらいの町には、ジェリカたちの親戚が住んでいます。
一緒に写っているのは歳の離れたイトコのお姉さんです。ジョリーナ、言うこと聞くんだよ!
ミッチーとインダイガマイはダバオの親戚のおばさんの家です。
おばさんは家畜の餌を売る店をもっていて、
実は最近は長女のクリスティーナも一緒に住んでここの仕事を手伝っています。
兄弟姉妹の久々の再会でみんな大喜びでしたよ!
そしてアルセルはなんと、ダバオのマッサージ店で2ヶ月アルバイトすることになりました!
看板からも分かる通り、視覚障害者たちの自立支援をしている方が営んでいる店です。
結構評判のいい店だそうで、人手が足りなくて盲学校に求人を出したところ、
それをアルセルたちの通う学校の先生が知ってアルセルに話が回ってきたんです。
こんなふうに本格的に働くのはアルセルにとって初めてのことです。
ときどきダバオに行ったときには店に顔を出してみようと思います!活躍にご期待くださいね!
里帰り前にこどもたちはみんなお小遣いをもらいました。
卵さがしの賞金を別にすれば、基本的にはみんな一律50ペソ(約110円)です。
さあ、みんなこのお金をどんなふうに使うんでしょうね?
さっそく近所の「サリサリ」に走るこどもたち。
サリサリというのは、フィリピン中、どこにいっても必ず見つかる、「近所の万屋」です。
日本のコンビニなんかより全然便利なんじゃないかと私は思っています。
エリックとエッゼルは、そこですぐに7ペソのお菓子を買って、その場で開けて食べ始めました。
二人で一緒に食べているので「それどっちの?」と聞くと、当然のように「二人のだよ」との答。
なんと、もらったお小遣いも双子で共有しているようです。すごい兄弟の絆ですね。
ちなみにほとんど同じようなお菓子がちょっと離れた中華系なんでも屋「チャンチャン」に、
5ペソで売ってることをジュヴィーたち女の子が発見!さすが、女の子は計算高い。(笑)
それを聞きつけてチャンチャンに走ったリッキー!なんと7袋も同じようなのを買ってきました。
リッキー!夏休みは2ヶ月あるんだぞ!今日50ペソのうち35ペソも使っていいのか?(笑)
ジェレミーはもらったお金をそのまま姉のジュリアンに渡し、管理してもらうことにしていました。
「ジェレミーは7ペソと、2ペソと、4ペソ使ったから…残りは37ペソ!」と、
ジュリアンが暗算をしているのを見て、ジェレミー、いい判断だなあと思いました。

カテリンは同じくチャンチャンで、ヘアピンを大量購入です。
そんなに同じようなのをたくさん買ってどうするの?日替わり?しかもなんで2つずつ?(笑)
と思ったら、こどもたち、自分の買ったものを、かなり気前よく人にあげるんですよ。
エリックとエッゼルは、17ペソで買った20個入りのアメを、
里帰り先にいる弟へのお土産にすると言っていました。
カテリンもヘアピンを同じ色のをふたつずつ買ったのは、
里帰り先で離れて暮らす妹にプレゼントして、お揃いにしたいから、とのことでした。
リッキーに至っては、買った袋入りのお菓子をひとつ、
そのままボランティアのユウさんにプレゼントしていました。
実は私は毎年復活祭のとき、金曜から土曜にかけて、5食ほど抜く断食をしているんですが、
ユウさんは「おもしろそうなので私もやってみます!」と言って、挑戦してたんです。
でも慣れてないとこれ、結構きついんですよ。それで、お腹がすいてつらそうにしているのを、
リッキーは見ていて、「お菓子をあげなきゃ!」って思ったんでしょう。
持っているお金の1割、2割を、当たり前のように人のために使えるこの子たち。
自分より持ってない人にはあげるのが当たり前なこの子たち。
お腹が空いている人には、食べ物をあげるのが当たり前のこの子たち。
私たちはお金の損得勘定をすることに慣れ過ぎて、
歓びの損得勘定がものすごく下手になっているのかもしれません。
こどもたちに教わる毎日です。さあ、買い物に行こうっと!
フィリピンの田舎の復活祭は、早朝4時に、やぐらの上で天使に扮した女の子たちが
復活を告げる歌を歌うところから始まります。しかも歌を歌いながら、花びらを投げたりします。
かなりかわいい演出ですよね。
でも、かわいい演出とは裏腹に、下に集まっている人たちは必死の形相です。
なぜなら、このとき天使の投げた花びらをゲットして家に持ち帰ると、
1年間有効な「幸福のお守り」になると信じられているからです。
こういう、キリスト教と現地の祭りが混ざった感じ、私は大好きです。
そして、こどもたちにとっては復活祭はなんといっても「卵探しの日」です!
HOJの敷地内に隠された、色とりどりの絵が描いてある卵を、こどもたちが探すゲームです。
卵には懸賞金がかかっていて、最高賞金はなんと100ペソ!
これはこどもたちにとってはかなりの大金です!なにしろみんなこれから「里帰り」ですからね。
いくらおこづかいを持っていけるかは、かなり重要な問題です。
そんなわけで、これまたみんな必死の形相で敷地内を探しまわります。
今回の100ペソ卵は、なんと「マリア像の服のひだの隙間」に隠れていました。
見事発見したのは、やっぱりロジャー!さすが、年季が違いますね!
見つけた卵は、もちろん朝食のおかずです!みんなでおいしくいただきましたよ!
そして待望の里帰りです。まずは近隣に実家や親せきのいる子たちを送って行きました。
ジェレミー、ジルマー、ジュリアンは、実のお母さんの家で何週間か過ごせることになりました!
お母さんに抱かれているのは、ジェレミーの1歳の弟、ジェファーソンです。
ジェレミーが一丁前に、お兄さん面していたのがなんともおもしろかったです。
3人とも、お母さんとの日々をぜひ楽しんでね!
ドドンはいつもの大伯母さんの家です。ここでも、何週間か一緒に過ごせることになりました。
ところで、一緒に写っている小さい子は、大伯母さんの孫なんですが、
「大伯母さんの孫」って「ハトコ」でしたっけ?それとも「マタイトコ」でしたっけ?
ちなみにビサイヤ語ではイトコもハトコもマタイトコも全部「イグアガウ」なんですけどね。(笑)
HOJにいた方がごはんもちゃんと食べれるし、映画を見たり海に行ったりと、
楽しい気もするんですが、やっぱり親族と過ごせる時間は、こどもたちにとって
かけがえのない時間です。しっかりと親族の絆を感じて欲しいと思います。
みなさん、こどもたちが素敵な「里帰り」を送れるようにお祈りくださいね!