こどもたちの「絵を描くブーム」がまたやってきました。
やはり「女子大生のお姉さん」に褒めてもらえると、男の子はやる気出しますね。(笑)
定期的にビジターさんが来てくれることがいかに大切か、身に沁みます。

以前描いた絵を自分で見返す時間、仲間に自慢する時間もとても大事です。
自分の成長を実感できますし、仲間たちも「最初から上手かったわけじゃないんだな」と知ることができます。
さらには、映画のキャラを描いている場合には「映画のストーリーを説明する」時間にもなるので、
これがものすごーく言語能力、説明能力を育んでくれます。
外国語を勉強してるみなさん、「好きな映画や漫画やドラマのプレゼンをする」のは何よりの練習法ですよ!

流行りに乗らずに「空いてる今がチャンス!」と電動レゴパーツで遊ぶアリエル。
本当にこどもたちは一人ひとり、はっきりと個性があって面白いです。

これから2月、3月に向けて、たくさんの若者がHOJに来てくれる予定なので、
その際にこどもたちがいっぱい褒めてもらえるように、今のうちから楽器や絵の練習をたっぷりしておこうと思います。
今日は朝から漁師さんが獲れたてのキビナゴを売りに来たので、
「これを生で食べれるのは田舎者の特権!」と、スタッフたちが酢でしめて「キニラオ」を作りました。
さあ、いただきます!と一緒に食べる段になり、テーブルの上のコーラを勧められ、
「キニラオとコーラって合わなくない?水でいいよ」と言ったら「キニラオと水はダメ!」と言われました。
え?何そのルール?

聞けば、キニラオを食べるときに水を一緒に飲むとお腹をこわすんだそうで、
じゃあ何がいいの?と聞くとコーラ、ビール、ジュース、コーヒーなどならいいそうで、
一番いいのはトゥバ(ヤシ酒)なんだとか。
うーん、それ、朝から酒を飲みたい人たちが言い訳に作った文化なんじゃないか?(笑)

日本にも「ウナギと梅干」「天ぷらとスイカ」のような、「一緒に食べてはいけない」文化ってありますよね。
フィリピンでは「ドリアンと酒」は何度も聞いたことがありましたが、「キニラオと水」は初めて聞きました。

興味津々で「他にもこういうルール、ある?」と聞くと、「チキンとカボチャ」と即答されました。
え?そうなの?たまにお客さんがいるときに、チキンアドボとカボチャのスープ(ラウオイ)とか一緒に出してるけど、
あれってダメだったの?と聞いたら「別々の料理で、一緒に食べるぶんには問題ない。一緒に料理するのがダメ」とのこと。
ほほう、「食い合わせ」とも違うんですな。

さらに詳しく調べてみると「チキンとカボチャ」の組み合わせはフィリピン各地で忌避されてきた歴史があるらしく、
なんでも「一緒に料理して食べるとハンセン病になる」なんていう噂が広まった時期もあったようです。
でも「一緒に食べると美味しい」という話も伝説として広がっており、
「ヒヨコの時からカボチャを食べさせて育てたチキンなら、カボチャと一緒に料理しても大丈夫」という、
「そこまでして一緒に食べたいのか!」という説まで見つかり、食文化の奥深さを感じました。

こういうのを単なる「迷信」と切り捨てるのではなく、
「何か意味があるのではないか」「裏の理由もあるのではないか」などと考えると面白いです。
他にもこういう組み合わせ、いろいろありそうなので探してみようと思います。続報をお楽しみに!
滞在中のツキさんが、チョコ兄さんと一緒に世界遺産の山、ハミギタン山に登ってきました。
ハミギタンはこの町にある標高1600mくらいの山で、変わった植生や固有種の多さが評価され、
2014年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。

自然保護区なので登るには入山許可や健康診断など、やらねばいけないことが多すぎな上に、
入山料&ガイド料が結構な値段(合わせて4~5000ペソくらい)なので、私は敬遠してたんですが、
行ってみるとかなり素晴らしい山なんだそうです。

基本は2泊3日コースですが、今回は1泊2日のやや強行軍スケジュール。
「双子滝」や「盆栽の丘」、固有種のウツボカズラの密生地など見どころも満載で、
刻一刻と風景が変わるので飽きることもないそうです。

途中にベースキャンプがあって、そこには小屋もあるし、キレイなトイレも、なんとシャワーまで!あるそうですよ。
なんだ、私の家よりすごいじゃないですか。(笑)

同じミンダナオ島の別の地域では、山は切り拓かれて鉱山が作られたりして自然が破壊されているので、
この自然が残っているのは「自分が市長在任中に絶対にここを世界遺産に登録して自然を守る」と注力した
アイダさんのお姉さんの超ファインプレーですね。素晴らしい。

書類準備の日、登る日、降りてくる日の最低3日あれば登れるのが今回分かりました。
興味のある方は、HOJ滞在中にぜひハミギタン登山、挑戦してみてくださいね!