2年と3ヶ月ぶりに対面授業が再開!
世界でも一番長かったんじゃないでしょうか。
こどもたちは久々の制服を着て、大喜びで学校に行く準備万端です。

すっかりみんな身体が大きくなってるので、
服はこんな感じでおさがり&着回しています。すごい、合体ロボみたいだ。

ただ、特殊学級のジャンディーはこの色のスカートのおさがりがないため、
以前に着ていたものをそのまま使ってます。
1カ月前に買う必要があるか、試着してみたときは大丈夫だったのに、
今日は着てみたらパッツンパッツンでした。
これは1ヶ月で急激に成長した…ってことでいいのかな?(笑)

マスク着用必須、消毒アルコール携行必須、買い食い・寄り道禁止など
いろいろルールは細かくありますが、とにかく学校再開はありがたいですね。
ついにハイスクールの制服に袖を通したロスジェーン、本当に嬉しそうでした。

とはいえ、まだ完全再開ではなく、午前の部と午後の部に分かれた半日制で、
HOJの子たちはみんな午前中に学校に行き、午後はHOJで「自宅学習」です。
学習の効率だけ考えたら、なにげにこの形態が一番いいんじゃないか、という気もしますが、
学校は勉強するだけじゃなくて、友達とダラダラおしゃべりしたりすることにこそ
意義があったりしますからね。早く完全再開してほしいです。

2年以上にわたって対面授業を禁じていたのは世界でもフィリピンだけのようで、
これで得たものは何だったのか、失ったものは何なのかを、
政府がきちんと検証するべきだと思いますが、あまり期待はできません。
せめて、HOJでは、この2年間が私たちにとって何をもたらしたのかを、
じっくり考えたいと思います。
昨日は教会で中高生のイベントがありまして、HOJからもこどもたちが参加しました。
コロナ以降、ほぼ同じ顔触れでずーっと過ごしているので、
こうやって外の同年代たちと交流できるのが、こどもたちは嬉しくて仕方ありません。

教会の青年会が企画・運営した、中高生向けの活動で、
まあ中身は宗教教育というか道徳教育といったお堅いものなんですが、
アイスブレーク的なゲームや特技を披露して歌ったり踊ったりするコーナーがたくさんあって、
むしろそっちがメインな感じで楽しそうでした。

これは大人が見てないほうがのびのびやるだろうな、と思ったので私は早々に撤退しまして、
写真は青年会として参加していたジュリアンに撮ってもらいました。
夜にはキャンドルサービスなんかもやって、みんなで世界平和を祈ったそうです。すばらしい。

こういう「一緒に住んでる仲間」とも「クラスメイト」とも違う、
外での人間関係って本当に大事ですよね。部活、習い事、サークルなどで出会った仲間が
生涯の友となり、人生に一番影響を与えてくれている、と感じている人は少なくないはずです。
ようやくコロナも落ち着いてきました。
いろいろな「外の活動」にこどもたちが参加できるように機会を作っていきたいです。
今日は教会で「再洗礼式」が行われました。再洗礼式というのは
「過去に洗礼を受けてるけど書類がない」場合や「過去に受けた洗礼が別の宗派」の場合に
受けさせてくれる洗礼だそうで、わざわざやる必要ある?と思いましたが、
神父さんから「今回は無料だからチャンスだよ」と言われてスタッフたちもこどもたちも
盛り上がってたので、希望する子たち、というか、該当する子たちがみんな受けることになりました。
みんな、おめでとう!

フィリピンの田舎ではカトリックが一番普及しているんですが、
そんな中で新興宗教団体は信者獲得のために「うちの教会に通えば無料で炊き出しやるよ!」
といった活動をやるので、経済的に貧しい家庭は、特にこだわりがなければ
近所の新興宗教系の教会に通ってることが多いんです。この子たちの実家も、さもありなん。
中には「金曜はモスクへ、土曜はこっちの教会へ、日曜はあっちの教会へ」なんて強者もいて、
たくましいなあ、と思います。

というか、意外とこどもたちが積極的だなあ、そんなに信仰心強いのか、と思ったら、
どうやら新しく赴任してきた神父さんが、教会の中高生たちの活動に熱心で、
「洗礼受けてメンバーになるといろんな活動に参加できる」という
分かりやすいメリットがあったようです。なるほど!

今日はさっそくそのイベントがあるらしく、特に女子たちは大はしゃぎで
「かっこいい男の子いるかな」とオシャレして出かけていきました。
うん、圧倒的に正しいモティベーションだ。(笑)みんな、「再洗礼」おめでとう!