さて、今週から始まった対面授業ですが、始まって3日で長期休み「復活祭」に入りました。
今日はさっそくこどもたちと一緒にウラワビーチへ。
まずはスタッフによる「聖書のお勉強」です。こらジャンディー、鼻ほじってるんじゃない!(笑)

ようやく聖書学習の「1時間目」が終わって休み時間。
リールを分解整備して直したジェレミーは、海へと一目散。
釣れた魚を私に猫のエサ用として売って、そのお金をウクライナに寄付するつもりだそうです。
よし、いくらでも買ってやるぞ、がんばれ!

女子たちはスタッフの携帯を借りてTikTokのダンス撮影に夢中です。
Youtubeでプロ級のダンスがいくらでも見れるのに、
TikTokでさほど上手くもない適当なダンスを見たがるこの文化が
私にはさっぱり理解できませんが、
まあ、工業製品の立派な楽器がこの世にはいっぱいあるのに、
素人が手作りする楽器を偏愛している私が口をはさむことじゃないですね。(笑)

チムレイは海岸線を歩き回り「漂流物」を収集しています。
「すっごくかわいい靴見つけたよ!」と大喜び。
おお、これはなかなかいい趣味だな。

そしてこどもたちは聖書学習の「2時間目」に入りました。
なんと今年は1泊して「聖書学習合宿」をするんだそうで。なんか気合入ってますね。
私は他の仕事の約束があったので先にHOJに戻ってきて今、敷地の留守番状態です。
こどもたちがお泊り会を楽しめることを祈りましょう。
昨日の施設訪問の際、コルセットを作ってくれた装具士さんの工房を見せてもらいました。
雑然と工具や制作中の義肢が散乱している様子には、私の竹細工の作業場と同じ匂いを感じ、
「分かる―!仲間も助手もいない1人の作業場ってこうなるよね!」
「そうなんだよ、片付けるほうがどこに何があるか分かんなくなる」
「あるある!」と盛り上がりました。(笑)

ああ、この人は「ものを捨てられない人」なんだろうなあ、というのも親近感が強くて、
足踏み式のミシンはもちろん、ガチャって押すタイプのボタンのついたCDラジカセがあって、
しかも両方とも現役で使ってる、ということに、「師匠!」と呼びたくなりましたよ。

義肢装具を作る職人はダバオに数人しかいないそうで、育成する学校などもないそうです。
青年海外協力隊には確か義肢装具士の派遣もあったはずなので、
何か橋渡しができないか なあ、と思っています。
誰か知り合いにそっちの業界の方、いませんか?いたらご連絡ください!

烏山さんに育てられたHOJ出身の子が将来こんな仕事についたら、
これほど感無量の話はないなあ、とも思います。この機会に、この関係を強めていきたいと思います。
曲がった背中の矯正の医療支援をしている女の子、
先月採寸したコルセットが完成したというので、受け取りがてら、
コルセットを作ってくれた障害者自立支援施設「Our Lady of Victory」を
女の子と一緒に見学に行きました。朝5時にHOJを出てダバオまで行き、
フェリーに乗ってサマール島に渡っての片道3時間半の旅です。

完成したコルセットはピッタリなのはもちろん、
各所に装具士さんの工夫が凝らされていて、装着してもさほど窮屈ではないのに
パッと見にも明らかに背中がまっすぐに伸びるようになっていて、
鏡の前で女の子も何度もポーズを取っていました。

それから施設内を見学です。成長期の今が大事なところで、
できればいつでも検査や整体を受けられる施設内で1~2年過ごすのがベストなんですが、
そうなると、家族と離れてここで暮らすことになります。
一緒に来たお父さんと一緒に施設内を見て回り、
施設内の設備がいかに整っているか、シスターたちがいかに親切か、
目の前が学校だったり、施設内にパン屋さんがあったりで超便利だとか、
なんと敷地内に白い砂浜のビーチがあっていつでも泳げるとか、を確認しました。

そして、ここに入所しているこどもたちにも会いました。
それぞれ、身体に障害がある子たちが、リハビリしたり職業訓練的な活動をしながら
ここで暮らしています。同年代の子がいる、というのはとても大きいですね。

まあ、すぐに決める必要はないけど、転校の手続きがスムーズなように、
6月中にはどうするか決めてね、という話になりました。
どういう決断をするのであれ、女の子にとって最良の道になるように
サポートしていきたいと思います。