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復活祭
CATEGORY : ハウスオブジョイ日記
マリパヨン・パッカバンハウ!(ビサイヤ語で「復活祭おめでとう!」の意)
カトリック最大の年中行事、復活祭です。HOJも町もお祭り騒ぎです。順を追って説明しますね。
イエスは金曜に十字架にかけられ、3日目に復活したとされています。
金曜日が受難の日、土曜日がキリスト不在の日、そして日曜が復活の日、っていう感じです。
だから金曜は葬式的なパレードをしたわけですね。
で、土曜日は何をするかというと、実はもう土曜の夜に「復活祭り」をやっちゃうんです。
どうしてかというと、当時のユダヤ人は「日没で日が変わる」と計算してたからです。
金曜の午後に死んで、それが一日目。で、金曜の晩はもう日が変わって二日目。
ってことで、土曜の晩はもう三日目なんです。メロスが聞いたらびっくりしますね。
明かりを消した教会で、ロウソクの光で厳かに式は始まります。

そんな中突如として鐘が鳴り響きます。そして教会に明かりがともります。キリストの復活です。
それまで厳かな感じで固唾を飲んでいた人たちが、一様に晴れやかな顔になります。最高です。
カトリック的にはこれで終わりでもいいんですが、フィリピン文化はもっと派手好み。
日曜の朝に「キリストの復活を告げる天使」として、こどもたちが天使に扮して歌う祭があります。

天使が上から投げる花びらを手に入れようと、朝の3時半から人が集まっています。
花びらを首尾よくゲットできれば、1年間、家内安全のお守りになるそうです。
で、さらにその後はこどもたちのお待ちかね。「卵狩り」です。
これは欧米の祭りを取り入れたものですね。復活祭のときに、卵をキレイに彩色して、
いろんなところに隠してこどもたちに探させる、という行事です。
ブルガリアでは卵同士をぶつけあって、最後まで割れない卵を家内安全のお守りにするんですが、
フィリピンではあまりそれはやってませんね。みんな見つけ次第食べてます。(笑)

HOJでは毎年、卵に懸賞金がつきます。金の卵は100ペソ、銀の卵は50ペソ、といったふうに。
こどもたちは目の色変えて庭中を探し回ります。
ジュヴィー!そこはさっきノエルが探してたよ!別のところを探しな!
いつまでも卵をひとつも見つけられず、拗ねかけていたインダイガマイが、
車のバンパーの陰に隠された金の卵を発見!!一転して満面の笑みになりました!!
というわけで、途中からキリスト教とはかけはなれた行事になってますが、
これがフィリピンの、サンイシドロの、HOJの復活祭です。
最後にもう一度、マリパヨン・パッカバンハウ!
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