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    06
    枝の主日と「帰郷」

    昨日はカトリック暦の「枝の主日」でした。

    イエスがエルサレムに到着したときに、民衆がシュロの葉を道にしきつめて歓迎した、
    というくだりが聖書にあるんですが、それをフィリピンではヤシの葉で記念するんです。
    ロジャーたちが持っているのはヤシの葉を折り編んでつくった十字架。
    神父さんに祝福してもらって、部屋に貼り付けておくと、おばけがよってこないそうです。
    いい具合に民俗習慣と宗教が混交していて、私好みです。
    さて、長期休暇にはいったので、正月休みと同じく何人かの子は「実家」に行きます。
    昨日はアルソン兄弟、ヴァーリン姉妹、ドドン、ミライ従姉妹が出発しました。
    ヤシ林の奥の、本当に辺鄙なところに、ミライのお母さんがいました。
    かなり暮らしが大変そうだったので、お母さんには挨拶するだけで、
    ミライは結局祖父母のところに行くことになりました。
    一緒に暮らせないまでも、せめてときどきは会えるようにしてあげたいものです。
    アルソンたちは、交通費をあげたんですが、三人で相談して、
    1時間以上の山道を歩いて帰ることに決めたようです。
    もらったお金はお母さんと妹たちに、おみやげを買うんだそうです。
    本当にやさしい子たちです。
    ハウスオブジョイに戻ると、クリスティーナガマイが駆け寄ってきて
    「歯が抜けたよ!」とニッコリ笑ってくれました。
    自分のこどもの成長を、そばで見届けることができない親たちのために祈りましょう。

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