先日のパーティーではあまりこどもたちを楽しませられなくて申し訳なかった、ということで、
軍人さんたちがまた来てくれたんです。意外とヒマなんですね。いいことです。(笑)
しかもこれ、非番の日に来ているわけじゃなくて、任務の一環として来ているんです。
だから、普通に銃を持って、戦車みたいなのに乗って来ました。
おいおい、マジかよ、と私なんかは思いますが、こどもたちは大喜びです。
しかしその後、銃を地べたに置いて踊りだしたのを見て、非常にシンボリックなものを感じました。
銃をほっぽりだしてこどもたちの前で踊る軍隊!!
彼らだって、好きで武装してるわけじゃないのです。
その後はたっぷりとこどもたちと遊んでくれました。
彼らのほとんどは、フィリピンの別の地域から派兵されてここに来ています。
家族と離れてクリスマスを過ごす寂しさが、HOJのこどもたちへの優しさにあらわれていました。
部隊長の中佐さんともなると、さすがに人間ができていて、
こどもたちに戦争の悲惨さと平和の大切さを語っていました。
みんな食い入るように話を聞いていましたよ。
その後はいろいろなゲームを用意してくれていて、こどもたちは大はしゃぎでした。
やっぱり、ちょっと汚れるくらいの遊びは楽しいですね!
お待ちかねの戦車にも乗せてもらいました。ウィリアムやマディーは本当に大喜びでした!
とても明るく、気さくな連中で、彼らのような若者が、
いざというとき、人に銃を向けなければならないというのは、本当にバカげたことです。
彼らが武器をおいて、こどもの前で踊れるような世界を作っていきましょう!