さすが、頭いいなあ、ジョリーナは。
マディーが神妙な顔でやってきて、「コヤシンが帰ってくるのをずっと待ってたんだよ」
と言うので、なんて殊勝なことをいうようになったんだ、とちょっとしみじみしていたら、続けて、
「一輪車がパンクしたんだ。パンク修理に10ペソかかるんだ。直しに行こうよ!」と。
なるほど、それで私を待ってたのか。(笑)
さっそくマディーと一緒に近所の自転車やバイクを修理するおじさんの家に行き、
パンクを修理してもらいました。
HOJの前の道が工事で通行止めになっていて車が通らないので、
これはチャンス!と、通りからHOJまで、一度も足をつかずにたどりつけるか?という挑戦。
見事HOJまでたどり着き、すごい!と褒めたらマディーは満足顔でした。
最近では「ドヤ顔」って言うんでしたっけ?
2か月留守にしていろいろ変わったこともありますが、
HOJのHOJらしいところ、つまり、こどもの笑顔は不変でした。本当に嬉しいです。
世の中には、実の子どもと何カ月も、何年も離れて出稼ぎに行く親たちがたくさんいます。
今日はそんな人たちに思いを馳せながら、荷物の片づけをしようと思います。