この学校には先生が4人しかいないので、
3,4年生は1クラス、5,6年生も1クラスにまとめられています。
とてもアットホームな学校で、先生たちと、ゆっくり話をすることができました。
アナリンは学校で行事があるたびに、生徒たちのダンスの指導役として活躍しているそうです。
HOJで育んだ才能が、外で遺憾なく発揮されているようで、本当にうれしかったです。
ただ、二人ともこの2年のうちにすっかり現地語である「マンダヤ語」になってしまっていて、
ときどき言葉が通じなくて、お互いに「?」となる場面がありました。
すっかり村の子になってて頼もしいな、と思いました。
クリスティーナはちょうど病み上がりということで、ちょっと痩せてましたけど、
普段は元気に楽しく暮らせているそうです。本当に良かったです!
それから、帰り際にマティの町にいるピンピン、ディンディンの家を訪れました。
ディンディンは近くの薬局で働いているというので、さっそく行ってみたら、すぐに見つかりました!
無事に高校を卒業し、今はがんばってここで働いています。
去年はお姉さんのネネンが一生懸命働いて、ピンピンとディンディンの修学費用を稼いでいました。
今年はその逆で、ピンピンとディンディンが働いて、
ネネンがダバオで職業訓練校に通っているそうです。
困っているようだったら、修学支援をしてもいいかな、とも思っていたんですが、
こんなふうに姉妹で支え合って頑張っているのに水を差すのは無粋なことですね。
ネネンの職業訓練は1年で終わるそうなので、来年からはまたネネンが働いて、
次はディンディンが料理の学校に通うつもりなんだそうです。みなさん、一緒に見守ってください!!
ちなみに、ピンピンには会えなかったので、代わりに、実家にあった卒業式の写真をどうぞ!
さて、今日の日記はまだ続きます。濃い1日だったのです。
実は、ジェイソンは1カ月ほど前から行方不明になっていました。
夏休みに近所の友達の家に泊まりに行って、そのまま行方をくらましてしまっていたのです。
ずっと心配で、どこにいるか探していたんですが、先々週くらいに、やっと居場所がわかったので、
今日、様子を見に行きました。すっかり一家に溶け込んでいました!
ジェイソンが6年前、HOJに来る前に数ヶ月間お世話になっていた家です。
機械の修理や、畑の管理などをして暮らしている一家で、
偶然ですが、ヴァーリンとヴァネッサの、遠い親戚にあたります。
はずかしそうに笑う顔も以前のままで、ああ、これなら大丈夫だな、と思い。
正式に、この家に扶養権を任せることにしました。
ジェイソンはちゃんと家の手伝いをする?と家のおばさんに尋ねると、
「びっくりするくらい行儀がいいのよ。毎日お祈りは欠かさないし、後片付けとかもきちんとするし。
小さい子たちが汚い言葉を使ってると『こら!そんな言葉は使うな!』とか言うのよ」とのこと。
なんだか、すごく嬉しかったです。学校に行くのがどうしても嫌でHOJをとびだしたジェイソンですが、
私たちが伝えたいと思っていたことは、ちゃんと伝わっていたんです。
最後に、ジェイソンはこんなことを言いました。
「俺、いっしょうけんめい働いて、お金をためるよ。そしたらプレゼント買って、HOJにもっていくんだ。」
こら!泣かせるな!
アナリン、クリスティーナガマイ、ピンピン、ディンディン、ジェイソン。
みんなそれぞれの居場所を見つけ、小さな幸せを見つけて生きていました。
この子たちのことを、私は忘れません。これからも、見守り続けたいと思います。
みなさんも一緒に、見守ってください。