人数はぐんと減ったものの、ウィリアム、ロジャー、ロサガマイ、ノエル、ジェプリルと、
楽器や絵の教えがいのある子たちが残っているので、私なりに楽しみです。
というわけで、今回はサワムラ画塾の様子をご覧ください。
まずはみんなでDVDを見ます。映画ではなく、動物もののドキュメンタリーが中心ですが、
科学番組や歴史番組なんかもときどき見せます。この日のテーマは「ワニ」。
やはりこういう「実際に会いかねない危険動物」だと盛り上がりますね。サメとかヘビとか。
そして見た後で、みんなでワニの絵を描きます。記憶に残っているうちに描くのがミソです。
絵よりも粘土がいい子はそっちでも可。ジュヴィーのワニは胴体と口の比率が絶妙です。
ただ、足が横からではなく、下に出ちゃってるところが惜しいですね。
DVDを巻き戻して、ほら、足はこうなってるんだよ、と指摘してやったら、
早速横向きに付けかえてました。それだけでずいぶんワニらしくなりましたよ。
ジェプリルの作品はなかなかの迫力です。
途中、ワニがオオトカゲを食べるシーンがあったんですが、それが鮮烈に頭に残ったようです。
水辺から陸に向かって顔を伸ばして食らいついているのをうまく表現しています。
普通ならワニを描こうと言ったら、全体図を描きがちですが、
こんなふうに描きたい部分だけ描くというのは、なかなかにセンスがあると私は思います。
とまあ、こんな感じで、ゆるーい感じでやっております。
最近は私も絵の仕事をたくさん引き受けているので、こどもたちが絵を描いてる横で
私も本気で絵を描いてます。なにげにシュタイナー教育チックですね。
さあ、今度は何のビデオを見て、何を描いたら盛り上がるかな?