今日は摂南の学生たちを連れて、となり町、マティにある大学に行ってきました。
摂南大学の学生は来るたびにこの学校を訪れ、地元の学生たちと交流をしています。
貧しい山間部の村出身の子や、イスラム教の子など、日本の外国語学部の大学生にとっては
貴重な出会いがたくさんあります。
もちろん、地元の大学生たちにとっても、こんな貴重な機会はめったにありません。
今は、こうして出会った異国の友達と、ほとんど無料で連絡が取り合える時代です。
この出会いを大事にしてほしいと思います。
こういうとき、楽器ができるというのは強いですね。私が言うんだから間違いありません。(笑)
みなさん、何か始めるのに「遅すぎる」ことなんてないですよ!
大学の帰りにはマティ名物の「ダヒカン・ビーチ」へ行ってきました。
ここは私にとっても、フィリピンと関わるようになった原点といえる場所です。
16年前、たくさんの人の紹介と導きで、私はここに来たんです。
それから、たくさんの出会いと、いろんな紆余曲折があって、今、HOJで働いています。
ここに学生たちを連れてくるたびに、自分が過去に受けた恩のことを思い出します。
いつかこの学生たちが、こんなふうに誰かに自分の体験を伝えるようになってくれたら、幸いです。
午後にはHOJに戻ってきて、マイさんが持ってきてくれた服を、こどもたちに分けました。
これらの服、全部マイさん自身が着ていたものだそうで。いいですねえ、こういう「おさがり」って。
親御さんも感無量なのではないでしょうか。大事に着させてもらいますね!