• 03
    29
    聖金曜日の悲しみと喜び

    フィリピンでは「最後の晩餐の日」にあたる木曜日から、日曜日までが
    復活祭」として国民の休日になっています。

    今日は聖金曜日といって、キリストが十字架にかけられて処刑された日とされています。
    「復活祭」を祝う前には、当たり前ですが、キリストの死を嘆き悲しむ日があるんです。

    信者の1人が十字架をかついで村を練り歩き、みんなで行列になってそれにつき従います。
    フィリピン国内には、もっと大きな十字架を担いで回ったり、1000m以上の山に登ったり、
    実際に希望者が十字架に磔になったりする地域もあるそうです。
    そのくらい、この日は「キリストの受難を思う」ための重要な日なんです。

    だから、ふだんはにぎやかに歌い踊るフィリピンの人たちも、さすがに今日はおとなしめ。
    カラオケ屋もディスコもみんな閉店で、コメディ映画やお笑い番組も控えます。

    ちなみに夜は教会で、キリストの生涯をドキュメンタリーにした映画の映写会がありました。
    こどもたちがみんな神妙な顔で見ていました。
    ビサイヤ語に吹き替えになっていて、なかなかのクオリティでした。

    この映画の後には、台風被災地支援プロジェクトの活動報告ビデオも上映されました。
    途中までは「この道知ってる」とか「この神父さん知ってる」と言って笑顔で見ていたルベンが、
    見終わった後、泣きだしてしまいました。

    見せるべきではなかったかな、とも思いましたが、活動報告ビデオでは
    被災地が台風の前はどれだけ自然の豊かな美しい場所だったかも紹介されており、
    「カティイルってすごくいいところだったんだね、いつか一緒に遊び行こうね、案内してね」
    と言うと、コクリとうなずいてくれました。

    被災地も、こどもたちも、時間をかけてゆっくり健やかに成長してほしいと願います。

    復活祭は「里帰り」の時期でもあります。「私は働いて家族を助けたい!」と言って
    去年HOJを巣立っていったミライが、休暇で実家に戻ってきているというので会いに行きました。

    この表情!いやあ、久々に会ってもミライはミライですね!元気そうで安心しました。
    ダバオのピザ屋さんの家でお手伝いさんとして働いていたそうです。

    話の中で「これからはどうしたい?」と聞くと、恥ずかしそうに、でも、はっきりと、
    「学校に戻りたい。高校を卒業したい。HOJに帰りたい」と言いました。

    きっとこの1年に、いろいろなことがあったのでしょう。
    そして、HOJに戻りたいと言ってきたんです。これほど嬉しいことはありません。
    6月からはまた一緒に暮らせるように話を進めたいと思います!


    JOIN TO JOY会員募集中!登録はこちらから!

    HOJも大助かり!お買い物は便利なアマゾンで!


    『歓びの家(House of Joy)を支える会』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~





おすすめの記事