隣町ルポンの福祉局から、「男の子を保護しているのでそちらの施設で預かれないか」との連絡を受けました。
話を聞いてみると、車で5時間くらいかかるブッキドノンという地域から家出してきた少年で、
何度地元に送り返しても家出してルポンに来てしまう、ということで、
ならばいっそウチで育てるよ、と保護した警察官が手続きを進めていたんですが、
こどももいる家庭なのでなかなか手続きが難航していたので、施設に連絡が来たとのこと。

とりあえず直接話を聞いてみよう、と隣町に行って、その警察官と会ってびっくり!
なんと、12年ほど前に私がダバオに住んでいたときに空手道場で知り合った男じゃないですか。
私、当時は日本語教師をしておりまして、うちの学校に空手クラブを作れないかと、
ダバオにある空手道場にコンタクトを取っていた時期があるんです。
まさかそこで仲良くなった男が、隣町で警官になって、しかもこどもを保護してうちに連れて来ることになるとは…。
本当に、世界ってせまいですね。

男の子の名前はレオ。自称9歳ですが、もっと小さく見えます。ジェイエムくらいでしょうか。
話したところ、精神的にも落ち着いていて、しっかりしていそうなので、
まずはお試しということでHOJに連れていくことにしました。
もちろん実家がちゃんとあるなら、実家に戻った方がいいに決まっているので、
時期を見つけて、彼の地元であるブキッドノンにも行ってみようと思います。
まあ、そこの家の状況次第ではHOJで引きとることもあり得ますが…。
最初は緊張した顔だったレオくんですが、猫を見つけて大喜び!
実家で飼っていた猫をかわいがっていたそうで、ボク、猫大好きなんだと笑顔を見せてくれました。
たまには役に立つじゃないか、パンコ!(猫の名前)

それがきっかけになって、こどもたちとも打ち解けはじめました。こうなれば早いものです。 
夕方には大喜びで他の男の子たちと走り回って遊んでいました。

レオ!HOJへようこそ!まずはここで落ち着いた暮らしに慣れよう。
それからゆっくり、話を聞かせてね!