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    被災地からやってきたサルがフィリピンのこどもを笑顔にする

    紛争の噂から逃れてHOJ卒業生のマリアフェが連れてきた3歳の女の子、カカイ
    マリアフェは少しの間HOJに住む代わりに、料理や掃除、洗濯といった仕事を手伝うことになっているので
    ずっとこの子の相手をしているわけにはいきません。そんなわけで、この子、結構私のところにやってきます。
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    でも、3歳の子にとって、ほとんど知らない外国人の髭の男性はハードモードですよね。(笑)
    私があまり積極的にあやそうとすると泣くので、ここはレオに活躍してもらいましょう。
    さあ、レオ!なんとかしてその子を笑わせるんだ!
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    緊張した面持ちだったカカイですが、レオが次々と持ってくるサルのぬいぐるみに、徐々に顔をほころばせていきます。
    このサルは、前にボランティアスタッフとして1年半働いていたユウさんのお手製です。
    そのサルを二匹小脇にかかえて「キスしてるー」と言ってカカイが笑いました!
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    すっかり心を開いたカカイは、ビジターやレオと楽しく遊ぶようになりました。
    これはレオがワニになってカカイに襲い掛かっているところです。レオ、いいやつだなあ。(笑)
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    日本からユキさんが送ってくれた「おのくん」と呼ばれるサルのぬいぐるみも登場して、カカイのおままごとが始まりました。
    テーブルに見立てた箱の上に草や花をのせて「ごはんよー」と食べさせたり、
    授乳!をし始めたり、並べて寝かせて子守唄を歌ったり…と、
    マリアフェがちゃんと子育てをしているんだなあ、ということが伝わってきて本当にうれしくなりました。
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    この「おのくん」というサルのぬいぐるみは、ちょうど4年前、津波で被害にあった東松島の小野というところで、
    復興事業として始まったものだそうです。http://socialimagine.wix.com/onokun
    4年たった今、そのサルが紛争から避難してきたフィリピンのこどもを笑顔に変えたということは、すばらしいことですね。

    どんな境遇の中でも人は人を笑わせようとすることができます。
    その行為こそが、烏山さんの信じてきた「愛」であり、ハウスオブジョイの一番大切な宝なんだと、改めて思いました。

    奇しくも今、こちらはちょうど停電中です。電気が戻るまで、4年前の暗闇の中で震えていた人たちに思いを馳せながら、
    今、暗闇の中で震えている人たちを笑顔にするために、私に何ができるのかを、よく考えたいと思います。


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