HOJの子たち、とくに小さい男の子たちは、放っておくとなかなかサンダルを履きません。
裸足の生活に慣れてしまっているせいもあると思いますが、
そのまま成長するのもよくないですし、建物内の掃除も大変になるので(笑)
サンダルを履いてない子は私の部屋で遊んじゃダメ!おもちゃも貸さない!というルールがあります。
ようやくこのルールも定着してきて、先月HOJにやってきたレナンの弟たちも、
私のところに来るときにはサンダルを履くようになってきたんですが、
今日は朝から、とても悲しそうな顔でマイケルがやってきました。
「サンダルが壊れちゃった…」と言うのです。

「じゃあ、新しいのを買いに行こうか!」と言うと、まさかそんな返事が来るとは思っていなかったのか、マイケルは大喜び!
他の子のブカブカのサンダルを借りて近くのお店まで行きました。

さあ、この山の中から好きなのを選んでいいよ、と言っても、自分では選べないマイケル。
そう、マイケルはこんなふうに「何かを自分のために買ってもらう」経験がないままに成長してきたんです。
買い物って、慣れないとできないんですよ。

さんざん悩んだ挙句、これがいい!と決まったのはアニメキャラクターのサンダル、39ペソ。
壊れるまで大事に履くんだよ!

HOJでは、サンダルが壊れるまで履いていた子には、すぐに新品を買ってやることにしています。
でも、サンダルを「無くした」という子には、新品は買ってやりません。他の子のお古です。
これは「物を大事にしてほしい」との思いからです。
なんでもすぐに買ってもらえると思ってしまうと、将来困りますしね。
サンダルを履くこと、モノが壊れても隠さずに報告すれば怒られないこと、
買い物をすること、モノを大事にすること、「ありがとう」を言うこと…。
少しずつ、覚えていってほしいと思います!