アイダさんの義理の妹さん、ジョジョさんは校長先生なんですが、その手腕がすごく買われていて、
今年度から別の、サンロケという学校に転任になりました。
さっそくそこの学校で「経済的な理由で学校を続けられない子」がたくさんいると言って、
NOIZ奨学生に入れてもらえないかと打診を受けました。

大学が始まるのが8月からになり、まだ予算には余裕があったので、10人を奨学生として引き受けることにしました。
さっそく文房具を渡しに行ってきました。頑張って勉強を続けてほしいですね。
ですがこの学校、見るからに問題が山積みです。
敷地内には文字通りゴミが山積み、校庭の遊具は壊れたまま放置、「建国の英雄」の像もボロボロ、
どうやら前任の校長先生が、あまり熱心な方ではなかったようです…。

なんとかこの学校をたてなおすべく、ジョジョさんが起用されたというわけなんですね。
さっそく前の学校でも導入していた「給食制度」を始める気満々で、
何はともあれ、今は倉庫になってしまっている台所つきの家庭科室を、改修したいとのこと。

家庭科室の改修費用、教室の冷蔵庫、炊飯器、ガス台の購入、食器の購入、棚の設置、テーブルの作り替え、
作業員給料、当面の調理補助者の給料、いろいろ合わせて15万円~20万円くらいあれば、
来月には給食制度を小規模ながらもスタートさせることができる、とのことです。

この地域にはイスラム教の人も多く住んでおり、だいたいイスラムの子とクリスチャンの子が半々くらいだそうです。
例のごとく貧しい家庭が多く、「栄養失調」と診断されている生徒もたくさんいるとのこと。
こういう「多文化の最前線」こそ、きちんとした教育がなされ、ちゃんとご飯を食べて、楽しいこども時代を過ごせる場所であるべきで、
それこそが、戦争やテロのような悲劇を起こさせない、具体的な方策だと思います。

来週中に、いくらくらいかかるのかをもっと詳細に検討した上で、支援者を募集したいと思います。
おそらく、1口1万円で参加者を募るかたちになると思います。その際はご協力よろしくお願いします!