カテリンとリッキーのお父さんが見つかりました!
HOJを卒業し、隣町マティで働いていたカテリンが、
Facebookで同じ苗字の人に片っ端から連絡することで親族を発見し、
そこから消息をたどっていって実のお兄さんがダバオにいることが発覚、
ダバオまでお兄さんに会いに行き、マラゴサンという町にお父さんがいることをつきとめました。
マラゴサンは1月にカテリンの出生証明書を取りに行って双子のエリックとエッゼルに会いに行った町ですね。
Facebook、恐るべしです!
すぐにでもお父さんと一緒に暮らしたいカテリンとリッキーですが、
経済的な事情や、学校の事情を考えれば、リッキーは少なくともあと2年はHOJに残って
小学校を卒業したほうがいいのも事実です。
どうするかをずいぶん話し合った結果、やっぱりお父さんと暮らしたい!という
リッキー自身の思いを尊重することにしました。
2011年にやってきて、6年間HOJで育ったリッキー。
初めて誕生日を祝ったときのこと、初めてダバオに連れて行ったら車酔いがひどかったこと、
お小遣いをもらったとき、全部その場でお菓子を買ってみんなに配ったこと、
いつも小さい子を気にかけていたこと…いろんなことを思い出します。リッキー、本当にありがとう!
小学校を途中でやめて、一緒に暮らしたことのないお父さんと、
あまり仕事のない田舎の町で暮らすのは、リッキーが想像しているほど楽しい日々にはならないかもしれません。
でも今は、ずっと会いたかった本当のお父さんとの楽しい時間が、少しでも長く続くように祈りたいと思います。
みなさんも、リッキーのためにお祈りくださいね!