HOJで飼っているニワトリの卵が孵って、ヒヨコが6羽ほど生まれました。
こどもたちが「かわいい!」って言ってるのと同時に
「いつ食べれるかな?」と言ってるあたりがHOJらしいです。(笑)
ヒヨコを育てる上での難関がコイツ。もうHOJに来て4年半になる猫、パンコです。
ちゃんとエサはやってるんですけどねえ。やっぱり狩猟本能は抑えられないようで。
そのやる気はぜひネズミに向けて欲しいものです。
敷地内に作っている畑も順調です。最近は基本的に晴れていてときどき雨、という感じなので
作物にはまさにちょうどいいようです。アルジェがいつも水やりしているオクラもついに実りました!
実はここ、昔アルジェと一緒にハチのお墓を作った場所なんですよ。
傷口に薬を塗ってもらうのがアルジェのマイブームだったときに、ハチの死骸を持ってきて、
「くすりぬって!」って言ってきたので、一緒に埋めてやったんですね。
覚えてるかな?と思って聞いてみたらちゃんと覚えていて、
「あのハチの命がオクラになったんだよ」と言ったら「だからとがってるんだね!」との返事。
なるほど、そうきたか。
自然のつながり、いのちのつながりのようなものをアルジェなりに感じてくれてうれしいです。
まあ、私がそんな誘導をしなくても、フィリピンの田舎での生活はまさに食物連鎖。
こどもたちが獲った魚を自分たちで焼いて食べて、取った内臓は畑に埋めて肥料にして、
骨はニワトリに食べさせればカルシウムが取れるのでよく卵を産むようになります。
育てたニワトリは自分たちでしめて、感謝と共にいただきます。
自然への敬意と感謝を忘れず、食物連鎖の輪の中で、健康に暮らしていきたいと思います。