1週間ほどHOJにいたこの女の子ですが、引き取り先が無事に見つかり、旅立つことになりました。
ちょっと早いけど誕生日会をやろう!ということで、ケーキとごちそうを準備して門出をお祝いしましたよ。

この子は親を亡くし、兄弟3人で親族に引き取られたのですが、そこで虐待があってこの子1人が保護されました。
私たちとしては「兄弟全員をHOJで引き取る」ことを提案したのですが、
「他の子は虐待されたわけではない」との「正気ですか?」っていう理由から、この子だけがHOJに来ていました。

なんとか兄弟3人が一緒に暮らせる方法を模索したのですが、「虐待されたわけではない」あとの2人を
HOJで保護する手段は見つからず、方々に連絡を取ったところ、
ようやく「3人をまとめて引き取ってくれる公認里親」を見つけることができまして、
晴れて、この子は兄弟たちと一緒に暮らせることになりました。本当に良かったです。

フィリピンの法律では親、親族の権利に重きがおかれていて、こういったケースのときに、
こどもたち自身がどうしたいか、という言い分が聞いてもらえることはほとんどありません。
それでもあきらめずに、福祉局のスタッフたちを敵視せずに、むしろ仲間に引き込む感じで話を進めたのが吉と出ました。
今後とも、「うちで引き取ることが必ずしもベストなわけではない」ことも頭に入れて、
「その子にとって一番いい」結果を導いていきたいと思います。