2年前から医療支援をしている近所の女の子がいます。
背骨が曲がっている「先天性側弯」という症例で、若いうちから適切な処置をすれば
手術しなくても、コルセットの装着と日々の整体でほぼ完治する、とのことなので、
コロナ禍で病院に連れていくのも大変でしたが、なんとか処置を続けてきました。

ですが、コロナの影響か、超格安で見てくれていた、ダバオのNGO系の病院が
この症例に対してのプロジェクトは続けられない、ということになってしまいました。
なんとかできないかと、方々に連絡を取ったところ、
主に四肢欠損の障害者のリハビリや職業訓練を行っているOur Lady of victory(OLV)という施設が、
ケアを引き継いでくれることになりました。持つべきものは人脈です!

今日はダバオからコルセット職人の方が来てくれて、新しいコルセットのための型取りをしてくれました。
コルセットは体の成長に合わせて年に1度は作り直さなければならず、
通常価格だととんでもない値段になるんですが、人脈のおかげで、
支援してくれたみなさんから預かっているお金で、なんとかなりそうです。

ちなみにこの職人さんはメインで作っているのは「義手、義足」だそうで、
それを聞いたアイダさんが「これ、ひょっとして役に立つかしら?」と、
烏山さんが使っていた義足を持ってきました。
日本製の義足を見て、職人さんは「これはいいものですよ!」と大喜び。
ジョイント部分をカスタマイズすれば、他の義足を必要としている人も使える、とのことなので、
「そのほうが烏山さんも喜ぶはず」とプレゼントすることにしました。

もともとは、HOJの敷地内に記念碑を建てて、そこにこの義足も飾ろうか、みたいな話をしていたんですが、
記念碑に飾られるより、誰かの身体を支えるほうが、天国の烏山さんが喜ぶのは間違いありません。
いつか、この義足をつけた人に会うのが楽しみです。