• 03
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    記念碑に飾られるより、誰かの身体を支えるほうが

    2年前から医療支援をしている近所の女の子がいます。
    背骨が曲がっている「先天性側弯」という症例で、若いうちから適切な処置をすれば
    手術しなくても、コルセットの装着と日々の整体でほぼ完治する、とのことなので、
    コロナ禍で病院に連れていくのも大変でしたが、なんとか処置を続けてきました。

    ですが、コロナの影響か、超格安で見てくれていた、ダバオのNGO系の病院が
    この症例に対してのプロジェクトは続けられない、ということになってしまいました。
    なんとかできないかと、方々に連絡を取ったところ、
    主に四肢欠損の障害者のリハビリや職業訓練を行っているOur Lady of victory(OLV)という施設が、
    ケアを引き継いでくれることになりました。持つべきものは人脈です!

    今日はダバオからコルセット職人の方が来てくれて、新しいコルセットのための型取りをしてくれました。
    コルセットは体の成長に合わせて年に1度は作り直さなければならず、
    通常価格だととんでもない値段になるんですが、人脈のおかげで、
    支援してくれたみなさんから預かっているお金で、なんとかなりそうです。

    ちなみにこの職人さんはメインで作っているのは「義手、義足」だそうで、
    それを聞いたアイダさんが「これ、ひょっとして役に立つかしら?」と、
    烏山さんが使っていた義足を持ってきました。
    日本製の義足を見て、職人さんは「これはいいものですよ!」と大喜び。
    ジョイント部分をカスタマイズすれば、他の義足を必要としている人も使える、とのことなので、
    「そのほうが烏山さんも喜ぶはず」とプレゼントすることにしました。

    もともとは、HOJの敷地内に記念碑を建てて、そこにこの義足も飾ろうか、みたいな話をしていたんですが、
    記念碑に飾られるより、誰かの身体を支えるほうが、天国の烏山さんが喜ぶのは間違いありません。
    いつか、この義足をつけた人に会うのが楽しみです。


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