サンイシドロの一部地域が丸二日停電して復旧のめどがたっておらず、
その影響でネットが非常につながりにくくなっております。更新が滞ってすみません。
HOJ自体は無事ですのでご心配なく!
さて、大雨で集落が流されたり、仕事に行けなくなった人たちのために何ができるか、
教会でアイダさんが神父さん、市長さんたちと相談した結果、
「平等に配るためにも、窓口を一本化したほうがいい」ということになり、
市の福祉課が中心になって生活支援をすることになり、HOJは後方支援に回ることにしました。
「現場まで行って直接困っている人に配る」といった活動は目を引きますし、
確かにそこで直接渡せた相手には幸運なことなんですが、
こういう時に不公平感があると、後々の村の人間関係にも支障が出るんです。
また、支援物資を届けるNGOの車が、被災者の一部に襲撃された、なんて事例も過去にはありました。
残念なことではありますが、「安全に運び、平等に配る」ためには、軍隊の協力が不可欠なんです。
そんなわけで、HOJは米を100キロ寄付するのと、スタッフが支援物資分け作業を手伝うということにしました。
テスト期間で、明日からは早くテストが終わってヒマな子たちもいるので、
時間が合えばこどもたちも連れて手伝いに行こうと思います。
今後も現地の状況をしっかり情報収集して、親族と一緒に暮らせなくなった子、
家から学校に通えなくなった子などが出た場合に備えたいと思います。