こどもたちのお勉強、まずは簡単な計算を特訓中です。
4+3とか6+3くらいの数字でも、指の数を数える子がほとんどなのが現状です。
ちなみに4+8のように10を超える数の場合は、足の指を数えます。

数が大きくなると、ノートに棒を描いて数えます。
22+33みたいな、数字というものの論理が分かっていれば一瞬で解けそうな問題でも
こうやって棒を描いて数を数えるので、ものすごく時間がかかります。

国際的な学力調査(PISA)でもフィリピンの数学教育のレベルは世界的にもかなり下の方です。
他の科目のレベルが高ければそれも仕方ないか、という気にもなりますが、
残念なことに理科も読解力のレベルもかなり下なので、あまり言い訳できません。

かといって、フィリピンが教育に力を入れていないわけではなく、
世界の「国家予算の何割を教育に充てているか」のランキングではかなり上位に位置します。
つまり、「せっかくの教育予算が無駄になってしまっている」わけです。

なぜそうなってしまっているかには、いろいろな原因が考えられますが、
「教育制度がしょっちゅう変わる」のが大きな問題だと私は思っています。
大統領や大臣の発言力がものすごく強い国なので、
まったく教育に詳しいわけではない大統領や大臣の思いつきで
国全体の教育制度が3年ごと、6年ごとくらいに大転換してしまうんです。
せっかくの優秀な先生たちがやる気をそがれていくのも無理のないことです。

ちょっと話が大きくなりすぎましたが、私にできるのはHOJのこどもたちに寄りそうことなので、
まずは、1桁同士の計算くらいは暗算でできるように特訓していきたいと思います。
うーん、やっぱり飴とかチョコレートのご褒美で釣るのが一番早いかな…。(笑)