• 09
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    ウラワビーチの地引網

    週末恒例のウラワビーチ!ビジターさんのいない週末は何か月ぶりでしょうか。
    今日はサッカーやチェスの練習、親族の法事などでいない子も多く、
    少人数でのんびりしにいくつもりだったんですが、
    到着してみると、ちょうど地元の人達が地引網を始めたところでして。
    こどもたちが一目散に走って行って手伝いはじめました!

    序盤は砂浜から引っ張りますが、中盤以降は腰まで海に浸かっての作業になります。
    なかなかハードなんですが、レア&メルジェーンが大活躍です!

    終盤はみんなで輪になって、魚が逃げないようにうまく網をたくし上げていきます。
    レイマークが「お前、筋がいいな!何歳だ?ウチの娘と結婚しねえか?ガハハ!」と
    漁師のおじさんに気に入られてました。体育会系な社会でかわいがられるタイプのようです。(笑)

    漁師さんたちの狙いは商品価値の高いカマスやイカなどで、商品価値の低い他の魚は
    こうやって手伝うと分けてもらえます。…って、フグをもらってもウチでは料理できないぞ!(笑)

    …と、楽しげにここまで記事にしてきましたが、実はこの地引網、フィリピンの法律では違法です。
    こんなに細かい目の網で頻繁に地引網をすると、稚魚まで取ってしまい、結果的に殺すことになるので
    「持続可能な漁」ができなくなるとされているんです。(RA 10654: Anti-Illegal Fishing Act)

    まあ、そうは言いながらも、私が初めてウラワビーチに来た29年前から、
    ずっと村人による地引網は続いているので、「持続可能じゃない」と言われても、
    村人には全然ピンとこないはずです。
    だって、長年これで生活し続けてこれたんですからね…。
    (写真は2009年)

    「理論上は正しい」ことや「法律的に正しい」ことが、現地で長年生きてきた人たちの生活習慣と
    一致するとは限りません。そうなったときに、どちらの側に立つべきなのか。
    どちらの側に立つべきとこどもたちに教えるべきなのか。
    日々、考えながら暮らしていきたいと思います。


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