ジェイエムが「学校のサッカー部が活動再開するって!」と大喜びで伝えに来ました。
いつか大きくなった時に履けるはず…と思って古靴市場で買っておいたサッカーシューズが
ちょうどいい大きさになっていました。

ジェイエムは小学校4年生の時に学校のサッカーチームに入り、
ものすごい上手さでなんと4年生でキャプテンになったのにも関わらず、
「生年月日を証明する書類がない」という理由から、ずっと公式戦に出れずにいました。

なんとか試合に出してやりたい、という思いで市長さんや弁護士さん、県知事さんなどにも掛け合って、
6年生の時についに出生証明書を取得。学校のチームは2回戦敗退でしたが、
その2試合だけで県代表チームの監督の目にとまり、代表チームに抜擢されてダバオの州大会に参加、
大活躍で毎年初戦敗退のダバオオリエンタルチームを、準優勝に導きました。

中学に入り、いよいよこれからサッカー三昧だ!と思ったら、上級生が喫煙騒動を起こしたせいで
サッカー部は1年間の活動休止、さらにはコロナで学校自体が休校状態が2年半続きました。
それでもジェイエムは敷地内で、ひとりでひたすらリフティングやフェイントの練習を続けていました。

さあ、ジェイエム。ついにその才能を爆発させるときが来た!
思う存分にサッカーを楽しんでくれ!!
今日はチョコ兄さんのカカオ農園に、日本の大学生のグループが見学に来ました。
将来は学校の先生になるために勉強している学生さんたちで、
「国際理解教育」の教材として扱われやすい、バナナ農園やカカオ農園について、興味があるとのことで、
単に育て方だけでなく、世界中のバナナやカカオの産業が、なぜ搾取構造を生みやすいのか、
それに対して私たちが挑戦しているのはどういうことなのか、といった、結構真面目な話も交えて農園を案内しました。

水牛に乗ったり、カカオの果実を食べてみたりといろんな体験ができますが、
今日は農園でお昼ごはんも食べてみました。ピクニック気分でなかなか素敵でした。
今後もこのスケジュールはアリかな、と思います。

学生たちは隣町のマティに行く用事があるとのことでそちらに送っていき、
HOJに戻るとイージェイがお出迎え。「ヘリコプターあそびしよう!」と木の種を持ってスタンバイしてました。
この木の実、上に向かって投げると松の実みたいにクルクル回って落ちてくるんですよ。
少しでも遠くに種を飛ばす進化なのでしょう。自然は本当に摩訶不思議ですね。

そのままイージェイと一緒に敷地の周りをお散歩。西日に照らされて長く伸びた影に
「ぼくおおきくなった!もうおとなだよ!」とはしゃぐイージェイ。
いやいや、頼むからもうちょっと長く、こどもでいておくれ。(笑)

学生たちは明日はマティで活動し、土曜にHOJに戻ってくるので、一緒に海に行く予定です。
たくさんのビジターさんが来てくれるようになって本当にうれしいです。
9/8からはフィリピンから日本に帰国時に、PCR検査の陰性証明も必要なくなる、との情報もあり、
今後はより行き来が簡単にできるようになりそうです。
ずっと待っていたみなさん、そろそろいかがですか?ぜひ遊びに来てくださいね!
コロナで閉じこもっていた間、ずーっと描いていた絵を、ジャンデルが
「何枚か学校に持って行っていい?友達に見せたいんだけど」と言ってきました。
おう、そういうことならもちろんいいぞ!

さっそく教室で「超上手い!」と大評判だったようで、
すぐに評判は先生にまで届き、ジャンデルは「教室の掲示物を作る係」に大抜擢されました。
こういうポジションって結構大事で、絵を描く機会も増えるし、それを褒められる機会も増えるので、
加速度的に上達していくんですよ。私も昔そうだったのでとてもよく分かります。

さらには、「私のこと描いて!」とクラスメイトに写真を渡されて、それを絵に描いてます。
なんと、ずいぶんカワイイ女の子じゃないか!
ちょっと待て、私には小学生時代、そんな素敵な経験はなかったぞ?(笑)

これだけでなく、ジェレミーは学校の国語の読み物で「ギリシャ神話」が出てきたらしく、
「これ、コヤシンから聞いた話だ!」とコロナ中に私とYoutubeから得た知識を披露しまくり、
今度の発表の授業では、ギリシャ神話と星座の話をするといって準備にいそしんでいます。

コロナで授業がなかった2年半、私がずっと撒き続けていた種が、ついに芽を出し始めました。
学校で評価されることばかりが大事なわけじゃないですが、
学校で評価されるのはこどもにとってものすごい自信になるのも間違いありません。
この調子で、撒いた種に水をやり続けていきたいと思います。