今はフィリピンは「復活祭」の真っ最中です。
キリストの受難と復活を記念するこの行事は木曜日の最後の晩餐、金曜日の十字架を担いでの行進を経て、
今日が、いわばキリストが不在の「仏滅」のような日にあたるわけです。
そんなわけで、街の娯楽施設や観光施設は軒並み休業し、家族で静かに過ごすのが一般的です。
HOJでも、海などに行くのは自粛して敷地内で穏やかに過ごしました。
地面にマス目を描いて「ケンケンパ」をして遊ぶロスジェーン。なんとも和みますね。

アヤカさんはココナッツボウルの完成度をあげるための研究中。
ドリルを使って内側もピカピカに磨けないかと試行錯誤しています。
アルジェが邪魔してるだけかと思ったら、ちゃんと手伝いになっているようです。がんばれ!

もうすぐ「里帰り」なのでその前に髪を切っておこうとアルチーの前に行列ができています。
丸坊主以外の髪型もできるようになったので男の子たちも大喜びです。

髪型と言えばローサです。
強い天然パーマなローサは、ちょっとでも髪を伸ばすとブロッコリーのようにモコモコになってしまうので、
ずっとこの髪型しかしたことがないかったんですが、日本からヘアアイロンを持ってきているサユキさんに
「私の髪もストレートにして!」と頼んで、やってもらってます。さあ、どうなるんでしょうか?

結果は…全然変わってない!(笑)
髪質が固すぎることと、髪が短すぎることで、いくらヘアアイロンをかけても変わらないみたいです。
これから何ヶ月か髪を伸ばしてから、ストレートパーマをかけてみようか、との案も挙がってるんですが、
何ヶ月か伸ばしたら、すごいことになりそうです。どちらにしてもちょっと楽しみですね。

さて、明日は朝の4時起きで教会に行ってキリストの復活を祝います。
その後はこどもたちお待ちかねの「卵さがし」。よい日になりますように。
こんばんはダイキです!
今日は子どもたちと同じ時間に起きて、子ども密着取材を敢行してみました!
起床はなんと4時!!
6時半の朝ごはんまでに、料理と水浴びと洗濯と掃除を済ませるためには、この時間にならざるをえないようです。
まずは炊事当番が、薪に火をつけて料理をします。
子ども用の炊事場にはガスがないので、料理するたびに薪に火をつけなければなりません。
これが思いのほか大変で、今日は30分近くかかりました。
この後ふたりはとってもおいしい卵焼きを作ってくれました!
炊事当番以外の子どもたちは、この時間に水浴びや洗濯をします。
この辺では朝と夕方に水浴びをする習慣があります。
そのため、HOJの子どもたちも朝から井戸で水を汲み上げて水浴びをします。
とはいっても現在朝4時半。ジルマーがすんごく寒そうでした。
4歳のアルジェも、自分で履いたパンツは自分で洗っています。
洗濯も水浴び同様、井戸水で行います。
その後5時ころから施設内の掃除を1時間ほどして、やっと朝ご飯です。
ご飯を食べてからも子どもたちはお手伝いをします。
ゴミ捨てを手伝うアルジェとエミリーです。
「重たい重たい」言いながら一生懸命運んでくれていました。
手伝い内容は日によって様々で、薪割りをしたり、草刈りをしたり、おつかいに行くこともあります。
夕方にもう一度施設内の掃除をします。
小さい子から大きな子までみんなで掃除します。
ここの子どもたちは、18歳で卒所します。
そのまえにやむをえない事情で施設を出ることもあります。
HOJを出た後、水道やガスのある生活を送れるとは限りません。
ここで培ったものを思い出し活用しながら、今も卒所後も幸せで暮らしてほしい限りです!
以上密着取材でした!
2010年から2015年までHOJで過ごしたアナマリスが専門学校を卒業できました!

当初、2年のコースだと言っていたのに、入学してみたら教育制度が変わってコースが3年になったと言われ、
愕然としていたんですが、大統領が変わったことで制度が見直され、結局2年で卒業できることになったんです。
まったく、何が何だかですが、結果良ければすべて良し、と思うことにしましょう。

アナマリスは2年の在学中に、単位を取りまくって、それこそ取れる資格は全部取りました。
House Keeping(家事手伝い)、Front Office Service(ホテルフロント業務)、Food and Beverage Servicing(ウェイター業務)、
Cookery( 調理)、Bread and Pastry Production(パン・菓子焼き)、Bartending(バーテン)の
6つの資格を取ったので、どこのホテルでも働けるそうです!がんばりましたね!

6月から学校が斡旋してくれるダバオのホテルで実習をして、パフォーマンスが良ければ系列のホテルに就職できるとのこと。
もうひと頑張りしてもらいましょう。ちなみにダバオには兄であるアルソンとアルセルもマッサージ師として働いています。
卒業式にはバスを乗り継いで参加しに来ていました。相変わらずというか、さらにものすごい筋肉になってますよ。

お母さんはサンロケ小学校の給食プロジェクトスタッフ、兄2人はダバオでマッサージ師、
姉のメイアンはいよいよ来年農学部を卒業…と、少しずつ生活を固めてきているアナマリスの一家。
HOJは18歳で「卒業」ということにしていますが、もちろんそれでこどもとの関係が終わるわけではありません。
本当の意味で独り立ちし、今度は誰かを支えられるような人物になれるように、長い目で付き合っていきたいと思います。
最後になりますが、アナマリスを応援してくれたみなさん、本当にありがとうございました!