2月の大捜索で親戚の見つかったレオ。
その後、ときどき親族に会わせて関係づくりを続けながら、実の親探しも続けていました。

そしてこのたび、ついに実のお母さんの所在が分かりました!
事前に連絡をとってみたところ、お母さんはレオを引き取ることに積極的なようで、
そもそもこどもが生まれなかった従姉にこどもを1人分けてくれとせがまれたから
レオを預けたのに、そこでちゃんと育ててもらっていないとは知らなかった、とのこと。

現地の福祉局にも確認したところ、経済的にもレオを引き取る余裕はありそうだとのことなので、
学期の途中ではありますが、急きょ、レオはお母さんのもとに帰れることになりました!
しかし問題なのは場所です。
お母さんが住んでいるのはミンダナオ島北部の都市、ブトゥアンのさらに先にあるカバッドバランという町だそうです。
前に出身地を探すために行ったケソンもものすごく遠かったですけど、今回はまたそれに輪をかけて遠いんです…。

行くのにどのくらいかかるのか、HOJのスーパー運転手、ドドンさんに聞いてみたところ、片道7時間とのこと。
日帰りは無理だよね?と聞くと「朝の4時に出れば楽勝!」という返事でした。マジですか…。
というわけで早朝3時に起きてお弁当用のご飯を炊いて、いざ、カバッドバランへ!
この道はフィリピンの主要幹線道路ということで、ものすごく整備されていて、車は飛ぶように走り、
なんと予想よりも1時間早い、6時間でカバッドバランに到着しました。ドドンさん、すごすぎです。

そしていよいよレオとお母さんの再会!
ほとんどお母さんのことを覚えていないレオは終始、緊張した面持ちでしたが、
レオの兄弟にあたる子たちがレオを優しく歓迎してくれたのが幸いでした。

近所の世話好きそうなおばさんたちが集まってきて、
レオのお母さんに「アンタの息子なんだからしっかり育てるんだよ!」と
まっとうなことを言っているのも頼もしかったです。
やっとお母さんのもとでの暮らしができるようになったレオ。
とりあえず何ヶ月か一緒に暮らしてみて、うまくいきそうならこのままお母さんと暮らすことになりますが、
どうしてもうまくいかないようなら、またHOJに戻ってくることもあり得ます。
レオには、一足はやいクリスマスプレゼントと言って、ウラワビーチに行くたびにレオが愛用していた、
ビジターさんのくれたこのゴーグルを渡しました。
この近くに海はないですが、川はあるので、そこでこれを使ってまた貝や小魚を獲ってほしいですね。

本当に人懐っこく、面白い子だったので、HOJに戻ってきてほしいような気もしますが、
実の母親と暮らせるなら、そのほうがいいに決まっています。
どちらにしても、本人にとって一番いいかたちになるように見守りたいと思います!
みなさんもぜひレオのためにお祈りくださいね!
こんばんは、アヤカです。
ダバオオリエンタルの中心地であるマティで
特別学校に通う児童のためのダンス大会が開催されました。
なんと、ホセとバドンがそのダバオオリエンタルの代表のメンバーに選ばれたのです!
これまで授業がない午前中に学校へ練習に行ったり
こつこつ練習を重ねてきた2人
当日は緊張した面持ちでした。
メイクアップをして、衣装に着替え、準備万端です!
こうやって見るとバドンは男前ですね~
結果は10チーム中4位で入賞ならずでしたが、
2人ともそれぞれに頑張って踊っていました。
目の前に審査員の大人がズラッと並ぶような大舞台で踊れた経験は
彼らにとって大きな自信になるんじゃないかと思います。
ホセとバドンが踊っている動画があるのでぜひ見てみてください♪
隣町にある私立の中高一貫校「メリノール・ハイスクール」の生徒たちが、
HOJのこどもたちのためにクリスマスパーティーを開いてくれました!
やってきた生徒の数はなんと70人!エンジェルハウスの子たちも呼んでの大イベントとなりました。

中高生が用意してくれただしものやゲームは、まあ、中高生が考えたレベルと出来でしたが(笑)、
小さい子たちは、そうやってお兄さん・お姉さんが遊んでくれるということが何よりうれしいんですよね。
日本からの若者と遊んでもらうことに慣れているこどもたちにとって、
逆にフィリピンの若者が遊んでくれる体験は、新鮮だったかもしれません。

すっかりお姉さんになついているバドン。いやー、愛されてますね!

生徒たちが用意してくれた雑炊とサンドイッチと焼きそば(!)というすごいメニューの「おやつ」を、
こどもたちは嬉しそうに食べていました。なんともお腹いっぱいになりそうな組み合わせですよね。
メリノールの生徒のみなさん、ありがとうございました!

ちなみにこの学校の初等部では、宇宙戦隊NOIZの奨学生として大学に通い、今年の3月に卒業したロイが
教員として働いています。今回も一緒に来てくれたんですよ。

学生の頃から優秀だったロイは教育実習先だったこの学校で声をかけられてそのまま就職したんですが、
フィリピンではたいてい私立学校より公立学校のほうが給料が断然高いので、
働きながら、ずっと公立学校の採用試験に向けて勉強していました。
そしてなんと今年、一発目で合格!来年度からは公立学校で働くことになるそうです。
12人兄弟の彼は、高校で優秀な成績だったのに、経済的な理由で大学に行くことをあきらめざるをえない状況でした。
その彼が、こんなふうに夢をかなえる道に進んでいくお手伝いができるのは、本当に嬉しいことです。
宇宙戦隊NOIZのみなさん、隊員のみなさん、本当にありがとうございました!