


さて、復活祭の連休も終わり、こどもたちがまた学校に通いだしました。
こうやって朝こどもたちを「行ってらっしゃい!」と送り出せる日常が戻ってきたことを
しみじみと嬉しく思います。

フィリピンの学校は出席率や成績による「進級制」なので、
年度の途中から転校したり編入したりするのが難しいです。
学校の先生に「進級できなくてもいいから教室に入れてあげて」と頼むと
昔はわりと簡単にOKしてもらえたんですが、最近はそのあたりも厳しくなりました。
そんなわけでチムレイはHOJに残ってスタッフや私とお勉強です。

今日は空を一緒に見上げて、雲を見ながらお勉強。
「あの雲、何に見える?」「馬!」「馬って英語でなんて言うか知ってる?」「知らない!」
「馬の他にどんな動物知ってる?」「犬!牛!豚!ゾウ!ワニ!」「その中で草を食べるのはどれ?」
とにかくチムレイは「知ってることが少ない」ので、こうやって基礎知識の底上げを図ってます。

スタッフに字を教わる「机に向かって勉強」は10分が限界なので、
こうやって遊んでる感覚でいろいろ教えていって、次年度に備えたいと思います。
ジャンデルに「コヤシン!チョウチョ出てきたよ1すごいよ!」と呼ばれました。
おお、あのサナギ、もう3週間たつので、死んじゃったかと思ってたら、うまく羽化できたか!
…って、えええ?デカいっ!っていうか、完っ全に蛾じゃないか、キミは。

これはもしや、と調べてみたら、やはり「ヨナグニサン」ですよ。
日本でも南の離島で見つかるそうですが、やはりミンダナオには普通にいるんですね。
羽根にある模様のうち、灰色っぽく見えている部分はなんと半透明で、
ビニール袋みたいに向こう側が透けて見えてるんですよ。

飛び立つとパタパタという音がするくらいの迫力で、その動きの雰囲気は蛾というよりコウモリです。
猫も完全にビビッてました。(笑)

私は実は蝶や蛾が苦手なので、こどもたちと一緒にすごいな!と言いながらも内心ビクビクしてたんですが、
こどもたちは大喜びで「ゴジラの仲間にそっくりなやつがいたよね!」と盛り上がってました。

ちなみにこういう大型の蛾の大半は、成虫になると口が退化し、食事をとることができなくなります。
つまり、幼虫時代にお腹にためた養分だけで、これから相手を探し、子孫を残さねばならないんです。
必然的に、その後は餓死することになるわけで、なんともすさまじい進化を遂げたものです。
Wiipediaによると成虫の寿命は約1週間。悔いのない時間を過ごして欲しいですね。