今日は教会で合同の洗礼式が行われたので、
まだ洗礼を受けていなかったイージェイ、チムレイ、ジャンデルが参加しました。

カトリックの洗礼には赤ちゃんのうちに親の意向で受けさせる「幼児洗礼」と
ある程度の年齢になって聖書の勉強をしてから受ける「成人洗礼」があり、
イージェイは赤ちゃん、かというと微妙な年齢ですが、幼児洗礼を受けさせてもらえることに。
フィリピンではこの水をかけるときに赤ちゃんが大泣きすると元気に育つ、という言い伝えがあって
親がつねって泣かせたりするんですが、イージェイは赤ちゃんじゃないので
無理に泣かせなくていいよ、ということに。よかったな、イージェイ。(笑)

そしてジャンデルですが、ちょっと日本の常識からすると想像しにくいかもしれませんが、
私たちの住む地域では公立の小学校で道徳の授業みたいな感じで「宗教」の授業があり、
3~4年生くらいで聖書の勉強をして、まだ受けてない子は合同で洗礼を受けます。
ジャンデルは勉強は終わってるのにコロナで洗礼を受けられないでいたので
ようやくこれで受洗。おめでとう!

そしてチムレイですが、これはまあ、「特例」ってやつです。
カトリックは厳しい戒律がある一方で、「戒律よりその場その場の事情を重んじる」ことが
教義そのものの根幹をなしているので、まあ、神父さんの裁量が広いんですよ。
「この子、まだ勉強してないから、また来年かな?」
「あー、いいよいいよ、HOJで暮らしてるなら毎日お祈りしてるでしょ?十分十分!」
っていう感じで、一緒に受けさせてもらえました。よかったなー、チムレイ!

そんなわけで、HOJのこどもたちは、これで晴れて全員洗礼を受けたことになりました。
「これで天国に行けるの?」と聞いてくるチムレイ。うん、教えることがいっぱいですね!
役所の職員さんたちが、米を寄付しにきてくれました。
今年から毎月1袋(40kg)くれるそうで、まずは1月から今月までのぶん、と4袋をいただきました。

米の値段は燃料代にあわせて上がっているのでありがたいです。
でもまあ、この時期に来るということは「選挙対策」でしょう。
「この調子で目をかけてほしければ現職の推す候補者に投票してね」ってことです。
はたして選挙後も本当にもらえるのか、ちょっと意地悪な気持ちで待ちたいと思います。

「米、ちょっと分けてもらっていい?」とジェレミーが言うので、
なんだ、毎日3回、ちゃんと食べさせてるだろ、足りないか?成長期か?と思ったら、
ハトの餌にするんだとのこと。おお、そうきたか。

親鳥がいなくなってしまった雛鳥たちを育てているんだそうですが、結構大きくなってまして、
しかもかなりジェレミーとアルバートに慣れていて、
へえ、ちゃんと世話するとハトも飼い主を覚えるんだなあ、と感心しました。

「大きくなったらウラワビーチから手紙をつけて飛ばしてHOJに戻ってくるか試す」そうです。
おお、それなら停電して電波が無い時もバッチリ連絡が取れるな!(笑)
天気のいい午後、突然の土砂降りで「水浴びしちゃえ!」と出てきたこどもたちでしたが、
写真を撮る間もなく雨はやんでしまい、結局普通に水浴びすることに。(笑)

チムレイは水浴びがてら、石鹸でシャボン玉を作って遊んでます。
HOJの水浴びは井戸水なのでカルキが入ってないため、割れにくいんですよ。

水浴びを終えて着替え終わった頃に、ちょうど虹が出ました。
「何色に見える?」との私の問いにチムレイは「緑と黄色と赤」の3色。
ジャンジャンは「紫、緑、黄色、赤」の4色でした。
ジャンデルは「紫、青、緑、黄色、オレンジ、赤」の6色、
語彙数や、本などで得た知識によって、世界の解像度は変わるものなんです。

こどもたちと虹を眺めながら、かっこいいキメ台詞のつもりで
「雲も、雨も、シャボン玉も、虹も、水なんだよ」と言ったら
「そんなわけないだろ、何を言い出すんだこのオッサンは」という顔をされました。
うーん、言う相手を間違えたか。(笑)