土曜日恒例のウラワビーチ!…ですが、こどもたちは作業とはいえ昨日も来てたので
そこまでテンションは上がらないようで、ほとんどの子がスタッフと携帯で動画を見たり、
昼寝したりと、まったりモードでした。
そんな中、「コヤシン!カレイ獲りに行こう!カレイ!」とジェレミーがテンション高かったので
一緒に砂地のエリアを泳ぐことにしました。砂に擬態して隠れてるカレイを探すんです。
さあ問題です!カレイはどこにいるでしょう?(笑)
正解はこんな感じ!いやー、これ、動かなきゃ絶対分かりませんよね。
ジェレミーの目の良さは単に視力がいい、というのではない、
違和感を見抜く観察力のようなものな気がします。
2時間近く泳ぎ続け、カレイの他にも「サミンサミン(鏡みたいなやつ、の意)」という魚、
謎のカプセルに入ったような面白い蟹、キノコそっくりの物体(石かサンゴかと思ったら感触もキノコ同様柔らかい)、などの
不思議でおもしろい生き物をいろいろ採取、食べられるものは素揚げにして食べました。
短めですが動画も作りましたのでご覧ください。砂の中からカレイを探す難しさが動画だとより一層分かりますよ!
やっぱり「月曜から金曜まで勉強してからの土曜日の海」と、「長期休み中の海」はテンションが違いますね。
まあ、こどもたちに自由時間に「お前ら元気よく海で遊べ!」とかは言うのは余計なお世話ですし、
私自身こどもの頃、学校の休み時間に教室で絵を描いてる時に
「外で元気よく遊びましょう」とか強要されたのが本当に大嫌いだったので、まあ、こんな日もあるよな、と思ってます。
とはいえジェレミー、一緒に遊んでくれてありがとな!(笑)
今日は3.11から十年目。その後も台風や、火災や、病気の蔓延など、多くの災害に見舞われてきましたが、
こどもたちの命を守り、育てていくという基本線は守りつつ、楽しくのんびりと暮らせていることに感謝です。
それに合わせたわけでもないんですが、今日はソーシャルワーカーのチェニーがこどもたちに
「これまでの人生の、いい思い出と嫌な思い出をリストアップする」という活動をやりました。
チェニー以外の誰にも見せない、との約束でやってたので私も覗きませんでしたが、
ジェイエムは書きながらブツブツしゃべるクセがあるのか、思考がダダ洩れでした。意外な弱点発見です。(笑)
ジェレミーは「僕が鼻の怪我した時っていつだっけ?」と私に聞いてきて、
覚えてないなら書かなくていいんじゃないか?とも思ったんですが、「思い出したい」と言うので
「ブランコからバットマーン!」って言ってジャンプして、着地失敗してケガしたんだぞ、って教えたら、
「バットマン飛べないじゃん!」と、自分でツッコミを入れてました。成長したな!
マイケルは「嫌な思い出」というのを全然思い出せなくて、ジャンジャンのを書き写そうとしてるのを見つかって
「テストじゃないんだからカンニングしなくていいの!嫌な思い出がないならそれはそれで幸せでしょ!」と
謎の説教を喰らってました。(笑)悪いことは全部忘れるこの性格、ある程度は参考にしたいですね。
受け入れがたいようなことも起こる世の中ですが、
それを「忘れない」ことと「敢えて忘れる」ことの両方が大事な気がします。
まあウチは、放っておくと忘れちゃう子の方が多めなので、
「記録し、記憶し、微妙に楽しくして語り継いでいく」スタンスを、これからも続けていきたいと思います。(笑)
昨日の今日で、私の足は悲惨な筋肉痛です。(笑)
崖に登ってはこどもたちが「コヤシン、写真撮って!」って言うので、
こどもたち1人1人にとっては1回ですが、私は実質5~6回くらい登ってるわけで。
いやー、コロナの弊害は若いボランティアスタッフがいないことですね。
ちょうどいいタイミングでアルセルが遊びに来たので、マッサージしてもらいました。
これで明日にはマシになるかな?
あれだけ動き回ってたのにこどもたちは今日も元気満々です。
遊んでばかりもいられないので、今日は敷地の大掃除。
高い所もジェイエムがスイスイと登って掃除してくれました。
アルバートは洗車です。この年頃の子は車やバイクが大好きですからね。
積極的にやってくれて助かります。
女子たちは長らく使ってなかったゲストハウスを大掃除。
なんでも、この町で大規模な治水工事があるそうで、その測量などのために
マニラから技師さんが何人か来て、1~2ヶ月滞在するので、その滞在場所としてここを提供することにしたんです。
役所から住居手当みたいなのももらえることになりました。
当分日本からのビジターは迎えられなさそうなので、有効利用しない手はありません。
役所とのつながりも大事にしつつ、ワクチンが行き届くまで耐えしのごうと思います。