12月の感染者数激減で「そろそろ対面授業も再開か?」と思ってましたが、
オミクロン株の蔓延により、その話はキレイさっぱり流れてしまいました。
相変わらずこどもたちは学校から配られる自習教材をやる毎日です。

うちはスタッフや年長の子が教えてあげたり、ネットを駆使して自分で調べたりもできる
かなり恵まれた環境があるのでこれでもいい、というか、
むしろこのほうがいい部分さえあるような気もしますが、漁村などの一般家庭は厳しいですね。
よりフィリピンの貧富の差が拡大していく気がして心配です。

ネットで「月の地図」を調べたジェレミーが、天体望遠鏡で月を見ながら、
「えーと、ここが『静かの海』で、この丸っこいのが『危難の海』だから…アポロ11号の着陸地点はここか!」
とか、盛り上がってます。
ところで猫さん、なにもない空間をじっと見つめるの、こわいからやめてくれ。(笑)

「なんでこんな名前なの?月ってどこでも静かなんじゃないの?」と質問され、
答えられなかったのが悔しいので私も勉強します。日本語のサイトが見つからない!(笑)
いろいろ用事があって、またダバオに行ってきました。
HOJ卒業生を優先的に雇ってくれているマンゴー加工工場にもあいさつに行ったら、
こどもたちへのお土産に、最高に美味しいマンゴープリンをいっぱいいただきました。
ありがとうございます!美味しくいただきます!

ダバオで手に入れたもうひとつの戦利品がこちら。20ペソ硬貨です!
去年あたりに発行されたという話は聞いてましたが、移動制限もあってか、
HOJ近辺では一度も見かけたことがありませんでした。
ダバオのお店でこれをお釣りにもらって興奮してたら「お客さん、どこから来たんですか?」と
お店のお姉さんに笑われちゃいました。はい、ド田舎出身なんですよ。(笑)

さて、戻ってきたHOJではこどもたちが大量のごはんを天日干ししています。
どうしたのかと思ったら、先日、市長さんの誕生日で大量のパーティー料理が用意されたんだけど、
コロナ対策でパーティ―の規模が急きょ縮小になり、炊いたごはんが大量に余っちゃったんだそうで。
天日干ししてから油で揚げてせんべいみたいにすると長持ちするんだとか。
なるほど、せんべいとか餅とかって、もともとこういう理由で生まれた食べ物なのかもしれませんね。

昨日お伝えしたセブのNPOの方と連絡を取り、より詳しい現状を聞きました。
思っている以上に状況は深刻のようです。また改めて記事にまとめてみなさんにお伝えしますので
セブ支援にご協力いただければ幸いです。
先月、セブを含むビサイヤ諸島に台風が直撃し、400人以上が亡くなり、40万人以上が避難を強いられました。
行政、教会、そしてユニセフや赤十字といった大きな組織が動いて、なんとか「緊急支援」のフェーズは乗り切り、
上記のような大きな動きではすくいきれない、小さな組織による、根気のいる支援のフェーズが始まりました。

2017年から2018年にかけてHOJでボランティアスタッフをしてくれていたナオキが、
すっかりフィリピンが気に入ってセブで仕事をして暮らしているので、現状を聞いてみると
「水はやっと1週間前に復旧した。電気はまだ戻らず、日に6時間だけジェネレーターが動くのでそれでしのいでいる。
市場や食堂もようやくオープンしたけれど、物価の高騰が深刻。」といった状況だそうで。
特に飲料水が手に入りづらく、スーパーなどではすべての飲み物が売り切れ状態とのこと。
写真だと持ち前の性格のおかげで大変さが伝わってこないですが、これは結構大変な状態ですよ…。

学生時代から何度もHOJに来ており、博士課程修了後、
東京大学で働きながらフィリピンのICT教育の研究を続けている山本先生が、
現在教えている学生たちと行動を起こそうと動いてくれていて、
セブで活動している「Cebu Wish」というNPOと協働してプロジェクトを進めて行くそうです。

Cebu Wishさんの活動はFacebookページで詳細に報告されており、
いろいろな団体から支援金を募っては、貧困地域に水を配ったり、停電地域に発電機を配ったりしています。
セブにはあまり評判のよくないNPOもあるらしいんですが、ここはかなり信頼のおけそうな感じです。

みなさんのおかげで、HOJの方はとりあえず当面必要なだけの資金があります。
そろそろHOJに寄付しようかな、と思ってくださっていたみなさん、私たちへの支援は1回お休みでいいので、
セブの方へのご支援、よろしくお願いします!