金曜の夜が雷を伴う暴風雨だった、と書きましたが、土曜の夜も同じく雷雨、
今晩もついさっきまで雷雨でした。誰かがカミナリ様を怒らせたんですかね?
薪は普通なら濡れないところに置いてあるんですが、強風で雨が吹き込むのでみんな湿ってます。
いつも以上に火をおこすのが大変で、煙もモクモクに出るのでみんな目に染みる―!と
交代交代で火の番をしています。ジャンデルよろしく!
雨で地面は泥んこですが、汚れる覚悟さえ決めてしまえばむしろ転んでも痛くないので
遊ぶのは超楽しかったりもします。まさに一輪車の練習にはうってつけ!?
これは写真撮ってる私の方に突っ込んできて「あぶない、ぶつかるー!」という瞬間。
この直後、私は盛大にしりもちをついてズボンが泥だらけになりましたよ。(笑)
そして雷雨と切っても切れないのが停電です。
今週はほぼ毎晩、17時から19時にかけて、電気がついたり消えたりです。
金曜と土曜はこどもたちが楽しみにしている映画とゲームの日なので、みんな「電気戻れ―!」と念じてました。
ちなみに私は停電中はひたすら楽器三昧です。
私の持っているハングドラムという楽器が、中にライトを入れて弾くとめちゃくちゃかっこいいことを発見!
なんだかエスニックとサイバーな雰囲気が相まって、独特の雰囲気です。ちょっと動画でご覧ください。
停電は不便といえばもちろん不便ですが、こんなふうに暗闇にも楽しみを見つけて暮らしていきたいです。
金曜の夜は雷を伴う暴風雨だったので、今日のウラワビーチはまずはその片付けです。
いつも以上に枝や葉が落ちて敷地内は大変なことになっており、
なんとヤシの木が1本倒れてました。でもみんな協力し合って作業したのですぐにきれいに片付きましたよ。
みんな、よくがんばった!
さて、作業終了、泳ごう!と行きたいところですが、なんと今週末から町に「遊泳禁止令」が出てまして。
なんでも「あの町は規制が緩いらしい」という噂で他の地域から泳ぎに来る人が後を絶たないようで、
人の往来規制するために、いっそ丸ごと禁止してしまおう、みたいな事情らしいです。うーん…。
でも、禁止されているのは遊泳のみで、土地の所有者が自分たちでそこで遊ぶこと自体は禁止されていません。
なので、当面は土曜はビーチで泳がずに遊ぼう!ということにしました。
久々にチーム戦の鬼ごっこ「パーテンテーロ」をやったらみんな大興奮でしたよ。
鬼のマイカに捕まるというか吹っ飛ばされたクイニー。
兄弟同然に暮らすHOJのこどもたちの間にも、年齢差や性別の違いがあると、
微妙にお互いに遠慮や手加減があったりするんですが、実の兄弟姉妹だと本当に手加減無用になります。(笑)
パーテンテーロのあとはサンダルでやるドッジボールのような遊び「ラバイトゥガ」。
ジャンデルがすごく楽しそうにやっていて
「そういえばHOJに来て最初にビーチに来た時にこれやって大活躍だったよな?」って言ったら
本人もそれを覚えていたようで「うん!この遊び大好きなんだ!」と喜んでました。
まあ、その数秒後に頭にクリティカルヒットして泣きべそかいてましたけどね。
みんなで遊んでいる様子はぜひ動画でもご覧ください!
「海水浴」自体は他のレジャーに比べて格段に新型コロナ感染のリスクが低いはずなので
それを禁止するのはあまり科学的ではありませんが、
細かくルールを設定して適用するのが難しいので大雑把で厳しいルールが課される、というのはよくあることです。
たとえば「銭湯に暴力団員が来るのを防ぐために刺青での入浴を禁止する」とかがそうですね。
そう考えると、まあしょうがないのかな、という気もするので、ちょっと納得いかない気持ちもありますが、
ルールには従って、できる範囲で楽しめることを探していきたいと思います。
今日はひょこっと卒業生のアナマリスが顔を出してくれました。
何か用があったわけでもなく、なんとなく久々に顔を出してみた、みたいな感じです。
いやー、こんなふうに自然に来てくれるのは嬉しいですね!
ちなみに今は隣町に去年できたマクドナルドで働いているとのこと。
コロナ下でもフィリピンの人たちのファストフードへの執着は強いので、
テイクアウトでマクドナルドは結構もうかってるそうです。これからもがんばれー!
さて、午後になってカカオ農園から戻ってきたチョコ兄さんが
「農園にこんなヤツいて捕まえたんですけど、どうします?」と言って持ってきたのがこちら!
おお!ミンダナオミズオオトカゲ!ヤバい!かっこいい!どうしよう?!
…と思ったら、私が判断を下すより先に、勉強を終えて解放された男の子たちが
阿吽の呼吸のチームワークで、テキパキと以前使っていた、壊れた鶏小屋を修理し始めました。(笑)
おうおう、そうかそうか。そうだよな。よし、飼おう!
リッキーBがもちろん大喜びで、胴体にヒモをつけて散歩させてます。(笑)
爬虫類って、ワニみたいにお腹を引きずって歩くイメージがあると思いますが、
この種のオオトカゲは常に足を伸ばし、お腹は引き摺らずに歩くので、その動きは精悍で機敏です。
ほとんどの女子たちがキャーキャー言いながら遠巻きに見ている中、クイニーは興味津々な顔。
お、この良さが分かるか、クイニー?
日本でも飼育用にフィリピンのオオトカゲは販売されていたりして、(なんと2万~5万円!)
温度と湿度の管理さえすれば飼うのはさほど難しくないそうです。
その、温度と湿度の管理は、こっちでは必要ないですしね。(笑)
コロナでいろんなことが規制されている中、こういう+αな生活の彩りはとても大事です。
この個体はまだ40センチくらいですが、成長すれば1m以上になるそうです。
こどもたちと一緒に大事に育ててみたいと思います。