いつもエレンジョイに勉強を教わっているマイケル。
毎回、前回に教えたことの小テストをするのだけれど、
なかなか正解できないままだったのが、今日は初めて3問正解したんだそうで。
今から約束通りキャンディーを3つ買ってもらうんだ!と喜んでました。
千里の道も一歩から。がんばれマイケル!
小中学校だけでなく、大学も一向に始まりません。
大学のサークルでやっていたフリスビー競技「アルティメット」も
新型コロナ対策で禁じられたままなので、ジェプリルはちょっと運動不足気味。
料理の手伝いをすることが多いこともあって、ずいぶん肉がついちゃいました。
解禁した時、元通り走れるんでしょうかね?ちょっと心配です。(笑)
週に何度かの、夜の「映画タイム」が、ネット環境がよくなったことで進化しました。
これまで、私が所蔵しているDVDから選ぶしかなかったので、同じ映画を繰り返し見ていたのが、
Amazonとかでレンタルして好きなのが見られるようになったんですよ。
「皿洗いを手伝った子がその日の映画を選べる」というルールが自然と生まれて、
こどもたちが我先に皿洗いに立候補してきます。
ちなみに今日のチョイスはジンジン。選んだのはもちろんホラー系の映画です。好きだなあ…。(笑)
怖いシーンになると顔をそむけたり、顔を覆ったりしながら、キャーキャー言ってます。
このマイカの「怖いという感情を楽しんでいる顔」最高です。
こどもの頃から派手なアクション映画やホラー映画を見るのは教育によくない、という意見もありますが、
みんなでキャーキャー言いながらそういう映画を見て、
ベッドの中で見た映画についてあれこれおしゃべりしながら眠りにつき、
海や川で見た映画を真似てランボーごっこやゾンビごっこをして楽しむことが
教育に悪いはずはないと私は確信しています。
見せられる映画の幅が一気に広がったので、さらに楽しむかたちを模索していきたいと思います。
3週間前くらいに枝打ちをして、日当たりが良くなったこともあって
マンゴーの木の葉がいっせいに生え変わり始めました。
マンゴーは常緑樹ですが、濃い緑のが古い葉、黄緑色のが新しい葉です。
この生え変わりが起こると、数か月後にいっせいに実がなるんですよ。
今からこどもたちが楽しみにしています。
ただ、生え変わりに伴う落ち葉の量が半端じゃない!
つい先日ゴミ捨てに行ったばかりなのに、もう落ち葉でゴミ捨て場はいっぱいです。
また今日も男の子たちが協力して、ジープで捨てに行ってくれることに。
雨が降った後で重くなっていて作業は難航。
やっぱり晴れているうちに一気にこういう作業は終わらせちゃった方がいいですね。
学校の宿題中心の「ホームベーシングエデュケーション」とやらは一向に始まらないので、
エレンジョイが自分で教案を考えてこどもたちにお勉強の時間を作ってくれています。
今日はみんなで「スペリング大会」。当然のようにいつも使っている単語も、
「書く」ことから離れていると案外忘れてしまうもの。
「あれ?水曜日…ウェンズデー、あれ?Wensday…なんか足りないような?」と、
結構勉強のできる子もひっかかってました。みんな勉強もがんばれー!
最近、HOJで7年前から飼っている猫、パンコが家出気味なんですが、理由が一緒に写っているこのメス猫。
はい、妊娠中でして、最近はこのメス猫がいつもうちに居る着いてるんですよ。
「アンタ!責任とってよね!」と家に押しかけられたので逃げ回ってるんだけれど、
お腹がすいたのでしょうがなく帰ってきて、無言のプレッシャーをかけられながらエサ食べてます。
どんなダメ男なんだ、お前は。(笑)
さて、ケイさんが帰国し、次回のボランティアスタッフは、募集もできない状況です。
フィリピン政府の発表では「外国人のフィリピンへの入国はおそらく来年の7月くらいから」とのことですが、
状況は今後も刻々と変化するでしょうから、これは目安でしかありません。
当分はアキオさんとチョコ兄さんにも手伝ってもらいながら、私が切り盛りしていかなきゃという感じです。
息切れしないためにも、今後はブログを週一でお休みしたり、簡略化したりするかもしれませんので
皆様なにとぞご容赦くださいませ。
こんにちは!けいです。最後のブログ更新をさせていただきます。
3月から滞在させてもらっていたのですがやっと日本へ帰国です!
7ヶ月子供たちと一緒に過ごせて慣れない環境で辛いこともありましたが、今思い返すと楽しかったなぁの一言につきます。
HOJへやってきたのは2つ理由がありました。
①初めてビジターとして訪れた時、個性的な日本人の方にたくさん出会えたことからここだと刺激的な日本人の方々にお会いできると思ったから。
②子供達の本当のお姉さんになりたいなと思ったから。
コロナで身動きが制限されたり、目的の一つだったビジターさんには数少ないほどしか出会えなかったり、残念なことは数えたらキリがありません。しかし、その分子供たちとたくさんの時間を過ごすことができました。私と遊んでくれてありがとうみんな!
それから、やっぱりここの自然(川や海)は偉大で美しく圧巻でした。ティナイタイのサンゴ礁は人生で一番美しい海でした。陽の光で華やぐサンゴ礁とたくさんの魚が泳ぐ風景は忘れられません。
日々を過ごしているとビサヤ語が理解できず意思疎通がとれない、HOJの細かいルールが分からず怒られる、人生で初めて〝子供相手〟に何かを教える立場に立ったこと、難しいことがたくさんありました。たくさんたくさん泣きました。けれどそのたび子供達の明るい笑顔に救われました。ありがとう!
スタッフの方々とも半年間、料理を見て覚え、ビサヤ語を教えてもらい、フィリピン文化を教わり、子供達のことを話し、優しくしてくださったあったかさ全て忘れません。ありがとう!
言い出したらキリがないのでこの辺で留めておきます。この半年間でじっと堪える忍耐力がついたかなと思うのでコロナ時代、アフターコロナの就活氷河期も頑張りたいと思います!
改めて7ヶ月間お世話になりました。たくさん迷惑おかけしましたが一生忘れられない思い出が両手に抱え切れないほどできました。感謝でいっぱいです。ありがとうございました!