きのう誕生日を迎えたアルチーの写真を探していたら、いい写真がいっぱい出てきたので
それを使いながら記事にしたいと思います。
アルチーは2003年から2006年、13歳から16歳までをHOJで過ごしました。
当時私はまだスタッフじゃなかったんですが、ちょうど私が訪問した時に一緒に撮った写真が出てきました。
この頃の私はダバオで日本語教師でした。いやー、お互い若い!(笑)
アルチーはものすごく真面目なんですが、あんまり素行のよくない弟がいて、その世話をしなければいけないために
長時間拘束されるような仕事を続けることがなかなかできず、職を点々としていました。
なので、私がHOJで働くようになった2008年から、2年に一度くらいの頻度で、数か月から半年くらい
HOJの手伝いをする準スタッフのような感じでHOJに出入りするようになっていました。
写真は2009年のスタッフの慰安旅行の時。これまたみんな若かった!このドドン、ぜったい酔っぱらってる。(笑)
そして、アルチーといえば散髪!今では私もやってもらってますが、
実はスタッフになるよりずっと前、14歳くらいの時からずっとやってたんですよ。
その時代時代の、いろんな子たちの髪を切っている写真を集めました。ああ、懐かしい…。
アルチーは本当に面倒見がよく、特に小さい子の相手をすごく楽しそうにやるんですよ。
歴代の「末っ子」たちはみんなアルチーにベッタリでした。
あー、みんな小さかったなあ。大きくなったなあ。
2016年くらいから正職員としてHOJで働くようになり、最初はなんでもやる係でしたが、
料理担当のスタッフが辞めて、代わりを頼んだら意外なほどに料理が上手だったので料理担当になり、
加速度的に体形がふくよかになりましたが(笑)、それだけ生活が安定しているということです。
HOJでの生活と仕事を本当に楽しんでくれているのは嬉しいですが、外にも楽しみを見つけて、
そろそろ結婚とかしてもいいんじゃないかなあ、というのは余計なお世話、というかどの口が言ってるんだ、って感じですね。(笑)
みんなに心配されないように、アルチーともども頑張りたいと思います!
今日はHOJ出身のスタッフ、アルチーの誕生日ということで、みんなでビーチでお祝いしました。
ティーンエイジャーの頃をHOJで過ごし、その後、あちこちで働きましたがなかなか正規雇用はしてもらえず、
烏山さんの介助役としてHOJに戻ってきたのが8年前。5年ほど前から正式にスタッフとして働くことになり、
今ではすっかりHOJの料理人として、安定の存在感を見せてくれています。
こどもたちの気持ちにも寄り添うことができるし、卒業生のお手本にもなれるアルチー。
今後もHOJの運営を支える存在として活躍し続けてほしいと思います。
さて、今日はビーチに行ったとはいえ、平日なのでまずはお手伝いタイムです。
HOJの敷地内で切り出して、ポッドに入れて育てたハイビスカスとブーゲンビリアの苗木を
フラワーガーデンにする場所に植える作業をしました。
何色の花がつくか分かっているので、「白、ピンク、黄色、オレンジの順がいいよね?」とか
相談しながらの作業です。花が咲く日が楽しみですね!
仕事の後はもちろん海へ!今日は泳いでいたら、普段はあまり見かけない、アジ系の魚の大群に遭遇しました。
あー、網とかあったら獲って食べたかったです。(笑)
そして男の子たちは前回教えたバブルリングにめげずに挑戦。
ついにジェレミーがかなりのレベルまでマスターしましたよ!やるじゃないか!
ビーチで遊び、誕生日を祝う様子を動画にしていますのでぜひご覧ください。
新居に引っ越していつも以上にテンション高めな私のはしゃぎっぷりも見れますよ。
やっぱりビーチでの誕生日祝いはいいですね。
私もHOJにかかわって23年、ついに初めて今年はHOJで誕生日を迎えることになりそうです。
今後もあまりなさそうなことなので、何か特別な日にしたいなあと思います。
ハウスオブジョイの近所に体が曲がってしまっている女の子がいるので何とか助けてもらえないだろうか?という
問い合わせがあったので会いに行ってみると、なるほど、背骨が湾曲してしまっているのが目に見えて分かる感じでした。
英語でScoliosis、日本語で脊柱側彎症と呼ばれる病気のようです。
症状の進行が激しかったり、大人になっていると治療には手術が必要になるそうですが、
まだ7歳で、自分で立って歩けるくらいの症状なのでギプスなどで固定すればもっとまっすぐにできるかもしれません。
幸いHOJにはフェルナンが足を手術した病院とのつながりがあるので、
さっそく木曜日にダバオのその病院まで連れて行って診てもらうことにしました。
アメフト選手が出資してくれている無料診察の形成外科病院です。ありがたいことですね。
ただ、ちょっと心配なのがダバオの規制が明後日からまた引き上げられるかもしれない点です。
ダバオのコロナ感染者数は、それほど爆発的ではないにせよ、増えつつあるからです。
ちなみにHOJのあるダバオオリエンタルも、少しずつですが感染者が見つかっています。
まあ、今の所感染が確認されているのは「外国や都市から戻ってきた人」だけで、
市中での感染は確認されていないので、まだそれほどみんな警戒している感じはありませんけどね。
幸いなことに今のところは1人の重症者も死者も出ていません。なんとかこの調子で乗り切りたいです。
コロナの影響でどうしても緊急性のない医療は先送りにされてしまいがちですが、
ギプスで直せる歳の間になんとか治療を始めてあげたいと思います。明日のダバオ市の発表に注目したいと思います。
※7/14 23:00追記
上述の記事を書いた数時間後に、ダバオオリエンタルで最初の死亡例が発表されました。
ダバオとの行き来があった46歳の女性で、心臓に基礎疾患があったとのことです。
明日以降の情報に注視したいと思います。