昨日のお説教の効果か、今日はいつも以上にみんな素直で働き者です。(笑)
やりすぎると効果がなくなるので、ここぞ、という時にお説教は使いたいですね。
ジェイエムが苗木から育てたハイビスカスをウラワビーチに持って行って植えることにしました。
あそこにフラワーガーデンを作る!というアイダさんの計画なんです。
私だとすぐに「花よりオクラとカモンガイ植えようよ」となるんですが、もちろん私の意見は却下されました。(笑)
順調に育っている子犬をジェレミーが頭に乗せて「ほら、帽子!あったかいよ!」と遊んでいます。
雨が降った後の夕方のちょっと肌寒い時間なので、子犬の方もジェレミーの頭が居心地いいようで、なかなかいい感じです。
それを見たジンジンが「私も!」と言ってもう一匹を頭に乗せてみましたが、手を離すとすぐにずり落ちそうになります。
「え?え?どうやってるの?何かコツがあるの?」と不思議顔のジンジンです。
理由は簡単!ジェレミーの頭は上に物が乗せやすい、まっ平なかたちなんです。(笑)
こどもの頃からネタにしてましたが、いまだにその平っぷりは健在なようです。
そういえばクリスマス会の時にやった「頭の上に置いたコップで水を運ぶ競争」でも無双してたなあ…。
というわけで、今日はいつも以上にのどかな一日でした。
その仕上げに、なんと今日はジャンディーの誕生日!
パーティーの様子は明日のブログでケイさんが紹介してくれますのでお楽しみに!
今日も朝から大工仕事の音が敷地内に響き渡ります。
今日の作業はビジターの大学生たちが作ってくれたミニバスケゴールの再設置です。
マミーズハウスの再建に合わせて一旦撤去していたのを、ようやくまた設置したんです。
こどもたちも成長したし、そんなに小さい子も今はいない、ということで、前より少しゴールの位置も高くして完成!
さあ、さっそく遊びましょう!…と思ったら、ちょうどいいボールがありません。
いい子にしてたら買ってやるぞ!ということにしたんですが…。
事件発生!私の竹細工用の非常に繊細な刃のノコギリを、勝手にマンゴーを切るのに使って放置した子がいたんです。
刃はマンゴーでベタベタな上、おそらく種に斜めに当てたのでしょう、刃が欠けちゃってます。誰だー!(怒)
こどもたち一人ひとりに聞いても「僕じゃない」というので、全員を集めてのお説教タイム。
「勝手に使うのは悪いけど、嘘をつくのはもっと悪い。誰がやったか分からないままだと、ずっと
『この中に嘘つきがいる』と思って暮らさなきゃいけない。そんなのは全員楽しくないでしょ?
自分から謝りに来れば、簡単な罰で許してあげるから、夕方5時までに来なさい」と伝えました。
それから30分後、ばつの悪そうな顔をしてジャンジャンとマイケルがやってきました。
よし、自分から謝りに来たのに免じて、一回嘘をついたことは許してあげましょう。
でも、勝手に使って、刃を痛めてしまったのは事実なので、これから1週間は毎日皿洗いをしろ、ということにしました。
いつまでも説教モードの雰囲気でいるのも嫌なので、「ほら、これで説教は終わり、笑顔で写真撮るぞ!」と言って撮ったのがこの写真です。
ジャンジャン、切り替え早すぎるだろ。(笑)
孤児院の運営で、一番大変なのは、この「こどもを叱ること」です。
そりゃあ、毎日仲良く楽しく笑顔で暮らせればそれに越したことはないですが、そんなにうまい話はありません。
どうしたってこどもを叱るべき、教育すべき場面というのはあって、怖い顔をしたり、厳しい話をしなきゃいけないわけです。
「ちゃんとルールに従ったほうが得だし楽しい」というのは、施設内だけでなく、社会に出てからもそうです。
こどもたちに分かる言葉と行動で、それを示していきたいと思います。
実家に里帰り中のリセルたち3兄弟ですが、実家の経済状況が厳しいとのことで、
リッキーガマイだけでもHOJに戻れないだろうか、という話になりました。
でも、先日行政の人との会議で「当分はメンバーチェンジはなし」ということにしたばかりなので、
どうしようか、と考えた結果、HOJのすぐ近所に住んでいるスタッフ、ガガさんの家にホームステイすることになりました。
まあ、ほぼ一緒に暮らすようなものですが、一応ルールには従わないといけませんからね。よかったな、リッキーガマイ!
さて、来週から在宅学習が始まる、ということで、HOJでもハイスクールの子たちの復習を始めました。
成績はいいのになぜか全然英語ができないジンジンには、英語読解の特訓です。ジンジン、がんばれ!
そして、普段の生活や遊びで垣間見れる賢さが、いまいち成績に結び付いていないジェレミーも私が個人指導で特訓です。
たぶん、ちょっと知識や興味の歯車がかみ合ってないだけだと思うんですよね。このままではもったいない!
というわけで、久々に私が学校教師モードです。
英語教育は専門外ですし、ましてやフィリピンの英語教育の方針にはいまいち乗れないところがあるので、
私が適役かどうかは微妙ですが、まあ、知識と経験を生かして、「賢さと成績をリンクさせる」ことに注力したいと思います。