今日はサンロケ小学校で特別授業の準備のためにミーティングです。
IT機器を駆使して日本の小学校と、サンロケ小学校で交流してみようという企画です。
ネット環境や売られているモニターの性能などが怪しいため、事前の準備とバックアッププランは必需なのです。
なんとか今日は無事につながりましたが、本番はどうなるでしょう…?

大事な機器が置いてあるので、MIRAIクラスのセキュリティは厳重です。
窓には格子をつけ、出入り口も常に3重に施錠してあります。
つい先日もこの学校には泥棒が入って、各教室に非常用で置いてある米と缶詰が盗まれたとのこと。
うーん、何らかの対策が必要ですね。

HOJに戻ると、こどもたちが会計スタッフのガガさんのところに集まっています。
なにかと思ったら、各クラスで行うクリスマスパーティーの参加費の報告でした。
だいたい1人100ペソ~300ペソといったところです。20人育てるのは大変ですよ。(笑)

そういえば、今年はHOJでクリスマスを過ごすのが初めてな子がたくさんいます。
とびっきり楽しいクリスマスを過ごしたいです。

私が日本に行っていた間、留守番してくれていたミサトさんが、仕事があって2週間ほどアメリカに行くことに。
その仕事とは「ミス・ユニバースの大会の手伝い」。
ミサトさんは日本の大会に出てたので、こういう仕事が来るんですね。
なんだかHOJとは別世界すぎてギャップがすごいです。

というわけで、結局私の「HOJに戻ったら寝坊しまくるぞ!」という野望はあえなく挫折。
まあ、その代わりこどもたちが学校に行ってる間に昼寝はできてるのでご心配なく!(笑)
HOJに戻ってきて以来、「さあ今日こそは朝寝坊だ!」と思ってるんですが、
今日も朝から「HOJの活動が市役所から表彰されることになったから式典に行くよ!」と起こされました。
うーん、そういうのは午後からやってくれませんか。朝から靴とか履きたくないんですけど…。(笑)

日本の「こどもの日」みたいな感じで、フィリピンには「こどもの月」というのがありまして、
これまではたいてい10月だったんですが、なんだか今年から11月に変更になったそうで。
こどもの月の終わりに、「こどもたちのために活動している個人や団体を表彰しよう」ってことのようです。
HOJは市長さんから直々に、感謝状と盾をもらいましたよ。

フィリピンの式典には「インターミッション」といって、歌やダンスを披露する場がたいていあるんですが、
今日はモスレム系の女の子がダンスをしました。
このダンスはミンダナオのイスラム教徒の間に昔からあった「物乞いの踊り」というものだそうで、
驚いたことに、踊りの最中に観客が踊っているこどもの手にお金をはさんでいきます。
日本の感覚からすると、そんなことしていいの?って感じですが、まあ、文化だというならいいんでしょうねえ。
うーん、なんだかモヤモヤするなあ。

支援者の方がHOJに寄付してくれた赤ちゃん用のベッドが倉庫に眠っていたのを、
この機会に村の福祉局にプレゼントしました。
一時保護の赤ちゃんのために必要だったのでとても助かります、と感謝されましたよ。よかったよかった。

私は正直こういう式典や受賞にはあんまり興味ないんですが、
こうやって大勢の人の前で、村の中でのHOJの立ち位置をはっきりさせるのは大事なことですからね。
これからも地域にも密着して活動していきたいと思います!
さあ、今日こそはたっぷり朝寝坊してやるぞ!と思ったら、朝から
「コヤシン!警察の人が来てるよ!早く来て!」と起こされました。
ナヌ、警察?何があった?

恐る恐る行ってみると、ニッコニコなアイダさんが警察の人と話してて、
「違法な漁を摘発して、魚を没収したので、こちらの施設で食べてください」とのこと。
あーーーーーよかった。(笑)

これまでにも何度かこういう感じで警察から魚をいただくことはあったんですが、
いつもたいてい小さな魚で、それは、目の細かい網で漁をするのが禁止されているからなんですね。
でも、今回はブダイなどの大きな魚ばかりだったので、え?これも違法なの?と聞いたら、
「コンプレッサー漁は禁止だからね」とのこと。

コンプレッサー漁というのは、船の上から水中にいる仲間にコンプレッサーで空気を送って、
それで長時間潜って漁をする方法です。
コンプレッサーによる潜水は、きちんとした専門知識がないままにやると、健康に非常に大きな害があるので、
フィリピンではずいぶん前から禁止になっているんですが、
安価な設備投資でたくさんの魚が獲れるので、やる人はあとを絶ちません。

コンプレッサー漁が禁止されれば、素潜り漁をしている若い漁師たちにチャンスが回ってきます。
正当な努力が、正当に報われる経済が村の中で回っていくといいですね!