ミンダナオ島に台風が直撃することが懸念されていましたが、
進路が北に逸れたようで、HOJ周辺の天気は晴れ。
注意報も取り下げられてこどもたちも普通に学校に行きました。
どうやらレイテ島、ボホール島、セブ島あたりに直撃したようです。
大きな被害が出ないことをお祈りください。
ジャンレを定期健診に連れて行き、リハビリの成果をお医者さんに診てもらいました。
だいぶ筋力が戻っていて、「よくがんばったね!」と褒められましたよ。
ただ、肘を曲げる方の動作は少しずつ良くなっているんですが、
ドアノブを回すような、肘をひねる動作がまだ固くて、今後も地道なリハビリが必要とのこと。
じっくり続けたいと思います。
病院から戻ると、アルジェが私の昼ごはん用に庭の野菜を収穫しておいてくれました。
ツルムラサキの葉っぱ8枚とオクラ1本とトウガラシ2つ。こういうのはうれしいですね!
ジェイエムがまたサッカーチームに選抜されました。
土曜には練習試合にキャプテンとして参加し、2得点をあげる活躍だったそうです。
公式戦に出られるように、なんとか書類の手配をしているところです。間に合いますように!
マークが粘土の才能がある、と数日前に書きましたが、いやいや、ほかの子たちも負けていません。
アルバートの作ったトリケラトプスもかなりの出来です。
これは、もっと大量に粘土を買ってくる必要がありそうですね。
今週末くらいから次々とビジターがやってきて、派手な日々が始まります。
今週中はこどもたちと、のんびりとした日常を楽しみたいと思います。
昨日マプティで撮った虫たちの写真がとても美しいのでぜひご覧ください。
まずは赤いイトトンボ。日本の似た腫に比べると、より顔が真っ赤なのが特徴的です。
ネットで探してみましたが同定はできず。トンボは種類が多すぎて大変です。
そしてお次は青いイトトンボ。ルリイトトンボだと思われますが、日本のものと比べてもより藍色の輝きが美しく、
まさに瑠璃色と呼ぶにふさわしい宝石のような姿です。
すべてジャンレが手づかみで捕まえています。
ちょいと悪さをして「遊んでいいけど泳いじゃダメ」という半謹慎状態だったので、
川に入らずに楽しむ方法としてジャンレが思いついたのが虫採りだったわけです。
怪我の功名…って言うんですかね、こういうのも。
最後に昨日も紹介した、タマヤスデ。
球体をつなげた数珠のような触覚で、まるで前方を手探りするように進む姿がなんとも滑稽で、
こういう虫は気持ち悪いと思われがちな中、みんなに「かわいい!」と言われてました。
ほんのちょっとのデザインの差が、大きな違いを生むんですね。因果なことです。
その典型例がこちら、エサキモンキツノカメムシです。
ハート模様がついているということで、嫌われ者のカメムシの中で、唯一人気者になっています。
日本でも夏になるとあちこちにいます。フィリピンにもいたのにびっくりしました。
実は虫や生き物の写真はまだまだいろいろあるんですが、
苦手な方もいるでしょうからここまでにしておきましょう。(笑)
今の時代は、見つけた魚や虫をすぐにインターネットで調べられるので本当に楽しいです。
ミンダナオ島には固有種もかなり多いらしく、ひょっとしたらまだ知られていない新種もいるかもしれません。
そういうのが好きな方もぜひHOJにお越しくださいね!
いい天気!絶好の川日和に渓流マプティにやってきました。
海だと「日焼けするの嫌だから…」とか言っているお年頃の女の子たちも
川の楽しさにはあらがえません。みんなとても楽しく遊んでいました。
中でもやっぱり楽しいのがビーチボールのぶつけ合いです。
敵方にボールが渡るとつい叫んでしまうサユキさんが、
それで居場所がバレて集中狙いされるという悪循環に陥っていて、みんな大爆笑でした。
いろんな虫や生き物がいるのも川ならでは。
今日はビー玉ほどもある大きさのダンゴムシを見つけました。
え?気持ち悪い!と思うかもしれませんが、これが意外と可愛らしいやつでして。
ゴキブリが部屋に出ただけでフィデルさんを呼ぶほど虫が苦手なコウスケでさえ
手のひらに乗せて愛でるくらい可愛いんですよ。
調べたらタマヤスデというそうで、ダンゴムシとは別種でした。生き物は奥が深いです。
そしてマプティと言えば民族化粧!そもそもマプティというのは「白い」という意味でして、
「陶器の原料になる白い石が取れる場所」にこの地名がつくことが多いんです。
そんな石を見つけて削れば天然の岩絵の具のできあがり!
かっこいい民族化粧をしたジェレミーと、全身真っ白のアルジェ。
身体が細いこともあって、まさに映画マッドマックスに出てくる「ウォーボーイズ」です。
いやー、アルジェを真っ白に塗るの、実はずっとやりたかったんですよね。ついに夢が叶いました。Witness!
動画も作ったのでぜひご覧ください。
今日もジェイエムとリッキーBは「漁」に夢中で、すごいものを捕まえているのでチェックしてくださいね。
海とはまた違った遊びがいろいろできる渓流マプティ。
2ヶ月に1度くらいのプレミアム感でまた連れてきてやりたいと思います!