今日はレコーディング二日目!フルート隊、リズム隊、クビン(口琴)隊の録音です!
幸いなことに今日は一度も停電しなかったので、作業はスムーズに進み、
予備日にずれ込むことなく、予定通りにレコーディングが終了しました!
「ちゃんと練習して自分の役割を果たし、それを評価される」という経験を積み重ねることこそが、
幼いときに大人に裏切られた経験を持つこどもたちにとって一番大切なことなんだ、という思いが、
この「竹音楽隊」の始まりでした。
こどもたちの演奏し終わったときの、今のでOK?という期待と不安を込めた表情、
そしてOKが出たときの本当に嬉しそうな笑顔を見て、本当にこのプロジェクトをやって良かったと思いました。
これからガクさんが本気を出して編集をしてくれるので、私はそれに合わせて今度は動画作りです。
竹音楽隊の魅力、こどもたちの魅力がたっぷり伝わるような映像にするためにがんばります!
さて、私たちがレコーディングに没頭している間、ビジターのみなさんはそれぞれに有意義に時間を使っていました。
まず、清里で私と出会って、似顔絵を描きながら私の話を聞いて、HOJに来てくれた谷口夫妻ですが、
ご主人が釣りが大好き、ということで、今日は漁師さんと一緒に釣りにでかけていきました。
3時間近く釣って収穫は小魚4匹!でも小舟での釣り体験に大満足だったようで、紹介した私も嬉しいです。
ちなみに魚はネコたちがおいしくいただきました。谷口さん、ありがとうございます!
そして奥さんのほうは、レコーディングの順番待ちの子たちと、とっても楽しく遊んでくれました。
トイレットペーパーの芯やティッシュを使って作る「ケーキ」や「おすし」などの紙細工に
「録音中は静かに!」と言われているのも忘れて、ジェリカが大はしゃぎでした。(笑)
日本福祉大のみなさんは、HOJに残ってこどもたちとたっぷり遊び、
午後からは食材を買ってきて、晩御飯にシチューを作ってくれました。こどもたちも大喜びでしたよ!
夜のお別れ会のときに、学生たちとこどもたちが、短期間で本当に仲良くなったことがよく伝わってきました。
福祉大のみなさん、本当にありがとうございました!またいつでも遊びに来てくださいね!!
今日もきのうに引き続き、活動もりだくさんの1日でした。
福祉大のみなさんは朝から薪割りに挑戦!
ジェレミーもやっと「正しいノコギリの使い方」を覚えましたよ。(笑)
薪割りの後は、こどもたちにノートをくばって、シールや折り紙でデコレーションして
オリジナルのノートをつくる、という活動をしました。
ひらがなのシールがこどもたちに大好評で、みんな「私の名前はどう書くの?」と興味津々。
カタカナの自分の名前は、けっこう覚えている子も多いんですけどね。
Jで始まる名前の子が多いので、「し」と濁音の「゛」があっという間に足りなくなり、
「つ」で代用したり、「こ」を斜め上に貼って濁点代わりにしたりと、創意工夫あふれる作業となりました。
そして午後からはまず、豚の屠殺に立ち会い、それから皮を剥ぐ作業を手伝いました。
好みの分かれることかもしれませんが、私は、一度はこういうのは経験したほうがいいと考えています。
命の重みと、いただきますという言葉の意味を、ぜひ感じてほしいと思います。
それからみんなでウラワビーチに行って、遊びまくりました。
今日の新兵器は「スラックライン」。木の間に張ってすぐに楽しめる、スポーツ綱渡りです。
最初は綱の上に乗った瞬間に落っこちたり、下手に足掻いて顔から落ちる子なんかもいましたが、
1時間も遊んでいるうちに、勘のいい子はすっかりコツをつかみ、
ヤシの木の間を何往復もできるようになりました!やっぱりこどもの適応力はすごいです!
遊んでいるうちに豚もこんがり焼き上がり、みんなで海を眺めながらおいしくいただきました。
こどもたちとスタッフとビジター、ぜんぶで50人が満腹になりました。豚さん、本当にありがとう!
そして夕日をながめた後は、お待ちかねのキャンプファイヤー!
と言っても、単にヤシの枝を燃やして周りで騒いで踊るだけですけどね。(笑)
原始の心が呼び起されて、みんなハチャメチャに楽しみました!
ちなみにその後、学生たちは夜光虫の海も満喫しました。
いやー、本当に盛りだくさんの1日でした!Life is Full!
今日は日本福祉大の学生たちを連れて、小学校を訪問しました。
ウラワビーチのそばにあるこの小学校には、近くのイスラムの漁村のこどもたちが通っています。
ビサイヤ語で環境教育をするという、とても画期的な授業を見せてもらいました。
フィリピンの教育が大きく変わろうとしているのを感じました。
今度動画でアップしますので、言語教育、環境問題や防災教育に興味のある方はお楽しみに!
まあ、ビサイヤ語の分からない学生たちには休み時間のほうが楽しかったようですけどね。(笑)
そして午後からはシャロームハウスの漁村に行っていろいろ話を聞きました。
漁の方法や、家族構成、就学率などについて村の人たちにインタビューしていたら、
いつの間にかこどもたちが大勢集まってきて、学生たちを取り囲んでいました。
ここの村は本当に平和で、のどかで、フレンドリーです。私もそのうち住みたいくらいですよ。
エンジェルハウスにも行ってこどもたちに会ってきましたよ。
体の大きいフウタくんは小さい子たちに人気です。なんとなくマスコットキャラクターっぽいですもんね。(笑)
夜はみんなで歓迎会です。
4年前に日本福祉大の影戸先生がプロジェクターを寄付してくれたんですが、
去年影戸先生が来た時に、プロジェクターがもうかなり老朽化しているのを見て、
なんと今回、新しいプロジェクターを持ってきてくれました!
今日はさっそくみんなで最近の動画を見たんですが、
クリアーにうつる自分たちの姿を見て、こどもたちは大喜びでした。影戸先生、本当にありがとうございました!