新しい子が入ったり、竹を曲げる実験があったり、ようやく台風が去って海日和、と
HOJを離れたくない気持ちも強いんですが、予定通り明日から1ヶ月日本へ行きます!

「行ってらっしゃい!」「気をつけてね」「おみやげよろしくね!」「帰ってきたらブタの丸焼きだよ!」
と、いつもながらの激励を受けての出発です。こどもたち、父ちゃんはがんばるよ!

これから1ヶ月、ブログの更新が滞りがちになると思いますがご了承くださいね。
竹サックス20本、竹音楽隊DVD30枚、モリンガ茶、ジャコウネココーヒーなども揃え、
各地で行う講演と演奏会のための楽器やデータも準備しました。
1ヶ月で8都市をまわり、講演16本、特別授業12本、コンサート3回、というハードスケジュールです。
青森や北海道などの寒い地方にも行くので、体調を壊さないように気をつけます。
みなさん、日本各地で会いましょう!
隣町ルポンの福祉局から、「男の子を保護しているのでそちらの施設で預かれないか」との連絡を受けました。
話を聞いてみると、車で5時間くらいかかるブッキドノンという地域から家出してきた少年で、
何度地元に送り返しても家出してルポンに来てしまう、ということで、
ならばいっそウチで育てるよ、と保護した警察官が手続きを進めていたんですが、
こどももいる家庭なのでなかなか手続きが難航していたので、施設に連絡が来たとのこと。

とりあえず直接話を聞いてみよう、と隣町に行って、その警察官と会ってびっくり!
なんと、12年ほど前に私がダバオに住んでいたときに空手道場で知り合った男じゃないですか。
私、当時は日本語教師をしておりまして、うちの学校に空手クラブを作れないかと、
ダバオにある空手道場にコンタクトを取っていた時期があるんです。
まさかそこで仲良くなった男が、隣町で警官になって、しかもこどもを保護してうちに連れて来ることになるとは…。
本当に、世界ってせまいですね。

男の子の名前はレオ。自称9歳ですが、もっと小さく見えます。ジェイエムくらいでしょうか。
話したところ、精神的にも落ち着いていて、しっかりしていそうなので、
まずはお試しということでHOJに連れていくことにしました。
もちろん実家がちゃんとあるなら、実家に戻った方がいいに決まっているので、
時期を見つけて、彼の地元であるブキッドノンにも行ってみようと思います。
まあ、そこの家の状況次第ではHOJで引きとることもあり得ますが…。
最初は緊張した顔だったレオくんですが、猫を見つけて大喜び!
実家で飼っていた猫をかわいがっていたそうで、ボク、猫大好きなんだと笑顔を見せてくれました。
たまには役に立つじゃないか、パンコ!(猫の名前)

それがきっかけになって、こどもたちとも打ち解けはじめました。こうなれば早いものです。 
夕方には大喜びで他の男の子たちと走り回って遊んでいました。

レオ!HOJへようこそ!まずはここで落ち着いた暮らしに慣れよう。
それからゆっくり、話を聞かせてね!
台風一過!こちらは気持ちよく晴れました。
漁村のほうでもようやく漁が再開したそうです。本当に良かったです。
日本はまだ大変なようですね。みなさんご無事にやり過ごしください!

昼休みや夕方、隙あらばこどもたちは私の所に遊びにやってきます。
今、竹サックスの仕上げの最終段階なのでこっちはそれどころじゃないんですが、
まあ、こどもたちなりに、私が日本へ行くのを寂しがってくれてるのかもしれない…
などと思うと、むげにもできません。自意識過剰かもしれませんけど。(笑)
そんなときに重宝するのが、この、レゴです。
渡してやればほとんどケンカすることもなく、騒ぐこともなくこどもたちが遊び続けます。
まあ、いいのができるたびに「コヤシン!これ見て!」と言って来るのは大変ですけどね。(笑)

ロウィーしか作れなかったギヤとモーターを使った「電動自動車」も、
すっかり他の子たちに伝播しました。リッキー、ドドン、アイアンくらいの年の子たちはもちろん、
なんとジェレミーまで作れるんですよ!

こちらがジェレミーの作った「重戦車」。なるほど、それっぽい感じですね。いいセンスです。

みんながレゴで遊んでいる中、ドドンが完成したばかりの竹サックスを試奏しています。

「コヤシン、これすごくいいよ!ボク買うよ!いくら?」と言ってきたので、
「日本円で1万円、フィリピンペソだと4000ペソだよ」と正直に応えてやったら、
目を白黒させていました。前にも何度も値段は教えてるんですが、
やっと4000ペソのすごさが理解できる歳になったってことでしょうかね。(笑)
さあ、日本行きの準備もそろそろ終わらせねば。あとはヤスリがけと…ケース作りと…なんだっけ?