すみません、更新が滞っておりました。昨日は丸一日、ダバオに行っていました。
行き先はあの「ゴミ山崩落事故」から避難した方たちの避難所です。
関西大学からの学生たちを連れて、見学させてもらったんです。

見学料をいただいて案内をすることで、たくさんの方にこの現状を知ってもらい、
この避難生活を支援することができています。この日は7月に誕生日を迎えた子の誕生会をしました。
自分の誕生日をこんなふうに祝ってもらったことがないようで本人は訳の分からない表情ですが…

周りのお母さんたち、お姉さんたちが大喜びでした!娯楽に飢えてますからね。

30世帯のそれぞれに、名前を書いた米袋を配ります。
学生たちに「袋の名前の人を探して手渡して」と言って配ったので、学生たちが
「アレックスさーん!アレックスさんいますかー!?」みたいに相手を探し回ります。
名前のない「被災者」が「個人」になる瞬間です。学生たちはどう感じたでしょうか。

避難所を見学した後は閉鎖されたゴミ山に、近づけるところまで近づいてみました。
行く途中の道がゴミ収集のトラックで大渋滞になっていました。以前はなかった光景です。
実質的にゴミ処理の大事なプロセスである「仕分け」作業を担っていた人たちを
強制退去させたために、システムが回らなくなっているようです。
後半にそのシーンも出てきます。動画をご覧ください。
実際はインフラの一部を担ってくれていた大事な人たちが「違法な存在」として排除された結果、
システムが回らなくなるというのは、本当に皮肉なことです。
彼らが「専門家」としてきちんと感謝され、保証されて生活できる日が来ることを祈ります。