地道に竹サックスを製作しています。
1月はけっこう時間があったので、かなり完成度の高いものが続々とできています。
我ながらご満悦のこの2本。欲しい方は早めにご連絡くださいね!

竹を紙ヤスリで延々と磨いていくと、こんな感じの自然な光沢が出るんですが、
もちろん削った分の竹の粉が出ます。それでですね、実はこの粉が、ものすごくいい香りなんですよ。(笑)
というわけで、アヤカさんが作っているヤシのお椀と、私の竹の粉を組み合わせて、
「竹の粉の香炉」を作ってみました。

こんなふうにロウソクに火をともして、陶器の皿に入れた竹粉を下からあぶるだけなんですが、
部屋中に竹のいい香りが広がります。こんな楽しみ方があったとは…。竹はやっぱり奥深いですね。

ただ、ロウソクで陶器の皿をあぶると、皿が煤で真っ黒に汚れます。
気をつけないと服を真っ黒に汚すことになるので注意が必要です。
ちなみに猫のパンコはどこかで煤をつけてきて、ニセ三毛猫になっています。
本当にオスの三毛猫だったらペットショップで200万円で売れるんだそうですよ。惜しい!(笑)

惜しいと言えば、前に収穫したマンゴー。
売りに出そうと思ったら、「商品にするにしては甘みが足りない」と市場の人に断られてしまいました。
うーん、商売は甘くないですね。

でも、普通に食べるぶんには十分おいしいので、近所の人に配ったり、こどもたちが食べまくっています。
食べきれないぶんはジャムにできないかとも考えています。
みなさん、まだまだマンゴーは木になっています。2月3月はチャンスですよ!
「フィリピン田舎版人生ゲーム」を作るべく、まずはこどもたちと何度もふつうの人生ゲームで遊んでいます。

みんなだいぶルールが分かってきたようで、そろそろ「ルールを改変したほうが面白いんじゃないか?」という
メタ的な視点に立てる感じになってきたように思います。
ジョリーナが車に乗りきれないくらいにこどもが産まれて「ねえ、これって私の勝ちでしょ?」と言っていたので、
まさにその時が来た!という感じです。

Facebookでもこの話をしたら、たくさんの方から「こんなのも面白いんじゃないか?」とアイディアが寄せられて、
なるほど、と思うものがたくさんで、とても参考になります。
・勝ち負けがお金だけで決まるのではなく、こどもの数や、幸せ度や、長生きできるか、天国に行けるかなどでも決まる。
・その勝ち負けの条件を、ゲームをするたびに変えられる。(今回は幸せ度、今回はお金、などのように)
・ゲームの途中でその勝利条件がひっくり返るような「大転換」があると面白いかも?
・スタート時点に持っているお金の額がルーレットなどで決まるとフィリピンの経済格差のリアルさが出るかも
・職業カードの中に「無職」はフィリピンの田舎なら絶対必要!
・職業ごとに給料の額と「家族と一緒にいられる時間」みたいな値があって、それが勝利条件に関わってきたりもする
(たとえば海外への出稼ぎは給料は多いけど家族の時間はすごく減る)
どうですか?面白そうでしょう?
でも、これらをすべて上手に盛り込んで、バランスのいいゲームを作るのって、ものすごく難しいですね。
ゲームのデザイナーというのはものすごく頭がいいんだろうな、と思います。
1人ではそこまでできそうもないので、たくさんの人のアイディアや協力を得て、いいものを作りたいと思います。
同時に、お金の計算とかができないちびっ子たちでも楽しめる「簡易版」の開発も考えています。
こどもたちはもう、ただただルーレットを回して自分の駒を進めるだけで、すごく楽しいんですよ。

お兄ちゃん、お姉ちゃんたちと同じゲームをやっている!という感じもきっと嬉しいんでしょうね。
まあ、この2人はこうやって遊んでいるだけでじゅうぶん楽しそうですが。(笑)

すごくいいものができたら、日本の教育現場で開発教育のツールとして使ってもらったり、
別の国のバージョンを作る活動を広げて行ったりもしたいですね。夢はふくらみます。
私の住んでいる地域のバージョンも作ってみたい!という方がいましたら、ぜひ名乗りを上げてください。
一緒にやったほうが絶対楽しいですからね!
お父さんが病気で弱っていて、こどもたちに会いたがっている…。
そんな報を聞きつけて、ウィリアムたち兄弟がマティの親戚の家に急遽「里帰り」することになりました。
自分たちをちゃんと育ててはくれなかった父親ですが、やっぱり親であることには変わりありません。
(写真はまだ父親が元気だった2009年のものです)

ダバオのマンゴー加工工場で真面目に働いているウィリアムは、これまでなかなか休みが取れなかったので
HOJに来るのは実に1年半ぶり!近所の人たちやこどもたちも再会を喜んでいましたが、
誰よりも大喜びだったのはこの犬たち!本当にウィリアムには可愛がられていましたからね。
犬は自分を大事にしてくれた人のことはずっと忘れない、というのは本当なんですね。

中学生になってすくすくと成長しているインダイガマイ。ジョアンとの再会を2人でとても喜び合っていました。

アンギンは子連れでの帰郷。3歳になるケンケンは、マディーのこどもの頃にそっくりです。
遺伝子ってすごいですねー。マディーとこの子は「叔父と甥」の関係なんですけどね。
私も叔父に似ていたりとかするんでしょうか?あまり実感がありませんが、どうなんでしょうね。

そして何よりみなさんがびっくりすると思うのは、こちら!ミナラも赤ちゃん連れでの帰郷です!
ハイスクールを卒業してすぐにこどもができて、大学進学よりも家族で暮らすことを選んだんです。
HOJの「孫」はこれで何人目でしょうか?「おじいちゃん」の烏山さんも嬉しそうです。

ウィリアムたちのお父さんの病気はかなり重いようで、もうあまり先は長くない、とのこと。
あまりよい父親とは言えない人生を送ってきた彼ですが、最後にこどもたちが会いに来てくれたことで、
何か、心の中にあったつかえのようなものが取れたようです。
人生とは何だろう、ということを、改めて自らに問いただしたいと思います。
みなさん、悔いのない人生を送りましょう!