今日はかねてからの計画通り、フリーマーケットをやりました!
日本からいただく古着やおもちゃの中には、こどもたちには大きすぎるものや、
数的に全員にいきわたらないので不平等を避けるために配りあぐねていたもの、
クリスマスに同じものをあげたばっかりなもの、などが結構ありまして。
いただいたものを売る、ということにはちょっと抵抗もあったんですが、
実際にくださった方々が快く了承してくれたことと、
この活動に単なるお金稼ぎ以上の意味を見いだせそうだったので、思い切ってやることにしました。
店を開くのはHOJの門のところ。日曜の朝の、教会でのミサが終わって帰る人たちがターゲットです。
服やおもちゃ、文房具をテーブルにズラリと並べ、音楽とシャボン玉で人を寄せます。
さあ、お客さんは来てくれるでしょうか?

…って、大盛況です!服はだいたい1着20ペソ(50円)で売ったんですが、
これが「市場の古着より安いし、新しいし、品質がいい」ということで大人気なんです!
実際、miki house とかGAPとかNikeの服が普通に混ざってますからね。掘り出し物も相当あったはずです。

文房具やおもちゃも大人気で、お母さんたちが服を物色している間にこどもたちがお父さんに買ってもらうという、
まさにこっちの狙い通りのかたちでどんどん売れました。我ながらあざといですね。(笑)

HOJのこどもたちも買いたがっていましたが、おばさんパワーに圧倒されてなかなか買い物できず。
それというのも、買っているおばさんの大半が、学校の先生なんですよ。そりゃあなかなか勝てません。(笑)
やっぱりこの町で購買力があるのは学校の先生なんですね。
ようやくおばさんの波がひいて、こどもたちも思い思いにほしい服や文房具を買っていました。
特例でお小遣い前借りOKになったので、みんな大喜びで欲しいものをゲットしていました。

売って集まったお金はなんと6,331ペソ!日本円に換算すると約17000円です。
まさかこんなに売れるとはおもっていなかったらしく、スタッフたちが狂喜してました。

HOJの運営費のことで、スタッフたちに心配をかけたくない、というのが今までの私のスタンスでしたが、
こんなふうに一緒に一喜一憂する、というのも悪くないのかもな、と思いました。
集まったお金の一部をつかってさっそくリッキーの誕生日パーティーをしました。
リッキーはもちろん、こどもたちも達成感でいつも以上においしくケーキを食べました!

そこまで大仰な効果は期待していませんが、この経験でこどもたちが
ものを大事にすることや、お金と働くことの大事さ、そしてなにより、
稼いだお金でするパーティーは楽しい!ということを、学んでくれるといいなあ、と思います。
動画もアップしたので、盛況っぷりをぜひご覧ください!地元の人も喜んでくれているのが伝わると思います。
大量に服を送ってくれたフリーヘルプのみなさん、発送を手伝ってくれた高校生のみなさん、
おもちゃや文房具をお土産としてHOJに持ってきてくれたビジターのみなさん、本当にありがとうございました!
新しく入ったホセ、ポール、グレーテル、マークも一緒に、みんなで渓流マプティに行きました。
さあ、笑顔を見せてくれるでしょうか…?
って、ポールたちは最初っから満面の笑顔!よほどHOJが気に入ったようです。うれしい限りですね。

ホセも控えめにですが、ときどき抑えられないように笑顔を見せてくれました。
シュノーケルで泳ぐのが楽しくてしょうがないらしく、後半はずーーーっと水に浸かってました。
音楽にも興味を示してますし、気が合いそうです。(笑)

ただ、カメラに向かって笑顔!という経験があまりにもこれまでなかったためか、
カメラに向かってポーズをとると、ものすごーく固い表情になります。
まあ、少しずつ他の子の影響を受けて慣れていくでしょう。(笑)

さっそくポールとレナンが、割と真剣な「戦いごっこ」を繰り広げていました。
ちょうど同じくらいの体格なので、これは「どっちが格上か」を決める、重要な儀式なんです。
もちろん本気のケンカになることはありませんし、なりかけたら止めるのでご心配なく!(笑)

勝負の後はマンガのように本当に仲良くなってました。単純でいいですね、少年は。
さっそく動画をアップしたのでぜひ新しく入った子たちのフレッシュな笑顔をご覧ください!
もちろん前からいる子たちも楽しさ全開ですよ!
新しい子が入ってくるたびに、こどもたちの順応性や仲間意識に心が熱くなります。
HOJを「よろこびの家」たらしめているのは、やはりほかでもない、この子たち自身なんです。
なんと昨日に引き続き、今日も新しい子たちが入ってきました!
本当は今は学年末で、この時期にHOJに新しい子が入るのはいろいろな理由で大変なので、
基本的には入所は4月まで待ってもらうのがふつうなんですが、
その、ほんの数週間を待てないほど困っている子たち、というのがいるんです。
大きなお姉さんに連れられてきたのは6人兄弟。
父親が愛人と出奔し、母親が出稼ぎに行ったきり行方不明になり、
お姉さんがなんとか6人の弟妹たちの面倒をみていたけれど、本人にも2歳のこどもがいるし、
しかも今は妊娠中…。頼りにしていた親戚や祖母も病気だったり亡くなったりで、本当に行き場がないとのこと。

本当なら兄弟全員を引き取りたいところですが、HOJの現在のこどもの収容限界人数は30人。
それ以上のこどもを受け入れようと思ったら、ソーシャルワーカーとハウスマザーを1人ずつ増やさなければなりません。
円安の中ギリギリで運営しているので、さすがにその判断を今くだすのは無謀です。
ということで、上の3人をHOJで引き取って、下の3人はとりあえずエンジェルハウスで引き取ってもらうことにしました。
今HOJにいる子たちの中で、実家に帰れる子が増えて空きができたら、また一緒に暮らせるようにしてやりたいと思います。
服は持ってきた?と尋ねたら、女の子がひとつのカバンを取り出しました。
「ああ、持ってきたんだね、よかったよかった…。で、他の5人の服はどこ?」と思ったら、
カバンひとつの中に、6人ぶんの服とサンダル、そして毛布が一枚入っていました。
それが、6人の全財産だったんです…。

HOJに住むことになったのは赤い服のポール(13歳)、黄色い服のグレーテル(11歳)、水色の服のマーク(9歳)の3人です。
みなさん、この子たちの成長を一緒に見守ってください。よろしくお願いします!

明日は天気が良ければみんなで渓流マプティに遊びに行きます。
新しく入った子たちの笑顔が見られるか、今から楽しみです!