フィリピンで活動をしていると、とにかく役所から無茶なことを言われます。
今回は消防署から「この施設のゲートは消防車が通れない大きさだから作り直すか、
敷地内に消火栓を設置しなさい」とのお達し。え?絶対通れる大きさなんですけど?(笑)
この写真も見せて「通れますよね?」って言ったんですが、
「大きな火災の場合は隣町からもっと大きな消防車も来るので、それも入れる大きさじゃないとダメ」とのこと。
いや、それ、絶対言い訳で、消火栓を売りつけたいんでしょ?
(消防署が紹介してくれた業者は8万ペソとのこと)
ちなみに消火器も、非常ベルも、市場価格の5倍くらいの値段で売りつけられそうになり、
自分たちで町で購入しました。昭和の時代には日本でも「消防署の方から来ました」と言って
消火器を高値で売る不届きものがいたそうですが、こっちは本物の消防署がそれをやりますからね…。(笑)
そんなわけで、一番安上がりな解決策は何かと考えた結果、
ゲートの横に、さらに大きな「緊急用ゲート」を作ることにしました。
なんだか一休さんになった気持ちです。
こんな調子で無駄な出費を余儀なくされる日々ですが、
多少の無茶振りにも笑顔でちゃんと対応しておけば、いろいろと便宜を図ってくれるのも事実。
敵対せずに、大人な心で接していきたいと思います。
週末恒例、ウラワビーチ!一足先に、海外に住むアイダさんのお姉さんから
クリスマスプレゼントに自転車をもらったイージェイ。
HOJに持ってくると、お昼寝してる間に他の子たちに使われて壊されることが明白なので
ウラワビーチでアイダさんに管理してもらうことにしたそうです。うん、英断!(笑)
ただし、補助輪がすぐに砂に埋もれるので、早く補助輪なしで走れるようにならなきゃですね。
海で男の子たちが取っ組み合い。実はこれも、漫画の資料作りの一環だったりします。
難しいポーズも、海でやれば倒れても大丈夫ですからね!
たっぷり遊んだあとは海を眺めながらお昼ごはん。この構図、好きなんですよねー。
食後は食器を海で洗うのが最近の流行なんですが、当然、こうやって水の掛け合いに発展します。
「私今日は泳ぐつもりなかったのに!」とクイニーがチムレイに怒って、
マイカ、ビバリーもやってきて3人がかりでチムレイが水に沈められてました。うん、自業自得だ!
アイダさんから「いいエビが手に入ったから鍋作ってあげたわよ!」と呼ばれたので行ってきまーす!
漫画「ボニファシオ」、第三話が公開されました!
若き日のボニファシオがいよいよホセ・リサールに会い、明確に革命に向けて動き出します。
こちらから無料で読めますのでぜひお読みください!
相変わらず、こどもたちがポージングに協力してくれています。
いくつか例を見せると、たとえばこんな感じ。
ジェレミーの悲痛な叫びの内容は、ぜひ本編を読んでお確かめください!
ほとんどのコマで、まったくの別人の顔になってますが、このコマは特に主要登場人物じゃないので、
ほぼそのまま残ってます。卒業前にいい記念ができたな、ジェレミー!(笑)
ロウソクの光の感じとかは昔のこんな写真が参考資料になってたりもします。
これまでに撮りためたHOJの写真がものすごく役に立ってます!
まあ、最初に私が描いた表紙絵は、「コレは漫画っていうより…絵画ですよね?」とボツになったんですけどね。(笑)
まだこの第三話あたりまでは、「私の好きな、得意な絵柄」と「漫画として求められてる絵」の間で
迷ってる感が強いんですが、この後、第四話、第五話と進むにつれて、なんとなく方向性が定まっていきます。
そのあたりの私の葛藤と成長も一緒に楽しんでいただければ幸いです!