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    24枚入りビスケット3袋を12人で分ける

    昨晩、こどもたちに配ってやろうと思ってビスケットを買ってきました。
    1袋に24枚入っているやつを、3袋ほど。で、配るときに、ちょっとした好奇心&意地悪でこどもたちに聞いてみました。
    「1袋に24枚入ってて、3袋あって、ここには今12人いるんだけど、1人何枚ずつ配ればいい?」以下、こどもたちの反応。ミナラ
    「えーと、24が3つだから…24×3で…4×3が12で…3×2が6で…1くりあがるから…72?
    それで…72割る12だから…えーと……5?6?あれ?」

    これは真面目に24×3÷12と順番に計算したんですね。さすがは中学生。
    でもまあ、計算には時間がかかりすぎです。あと、72÷12を暗算ではできなかったようです。
    「24枚を12人で分けるのを3回やる(24÷12×3)」と考えればもっと簡単なんですがね。

    ロジャー
    「…(ミナラの計算を横で待っている時間)……72!72!!72だよ、72!!!
    …(またミナラの計算を横で待っている)……6だよ!6!!6!!!」

    ロジャーのは「ハイエナ戦法」ですね。学校のテストではゆるされないでしょうが、
    「自分には分からないことは人に任せる」というのはある意味では正しい判断です。
    さも自分の出した答えのように大声で答えを宣言するのはどうかと思いますが。(笑)

    ジェプリル
    「1…2…3…4…(1枚ずつ数えている)………71だ!」

    問題を出した瞬間に1枚ずつ数えだしたジェプリルには笑いました。なるほど、そうくるか、と。
    確かに実物がその場にあるなら、数えた方が早いかも。実際、ミナラの計算より早かったですし。
    ただ、数え間違いがあったのが残念でした。
    配るときはたぶん1枚ずつ配るのを何回も繰り返すんだろうなあ。実直なやつです。

    クリスチャン
    「80枚くらいあるから、ひとり6枚だよ」

    クリスチャンは直観で即答してきました。全体の数字は少しズレてますが、
    最終的な答えは合っているというのがすごいです。
    たぶん、「このくらいの量をこのくらいの人数で分けるならこのくらい」という
    目分量の感覚がいいんでしょう。成績には結びつかないけど、生活には困らなさそうです。

    他の子の反応も見てみたいので、年が明けてみんな戻ってきたら、
    またこういう問題を出してみたいと思います。


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